なぜ呼ばれない? 日本代表に招集されなかったJリーガー(6)足元が上手い! ようやく開花した東京五輪世代
日本代表はFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選で北朝鮮代表と対戦した。長友佑都のサプライズ選出もあった一方で、戦力になりそうでありながら呼ばれなかったJリーグの選手もいる。今回は、確かな実力を持ちながらも日本代表に呼ばれなかったJリーガーを紹介する。※成績は16日時点の『transfermarkt』を参照。
GK:小島亨介(こじま・りょうすけ) 生年月日:1997年1月30日 所属クラブ:アルビレックス新潟 2024リーグ戦成績:4試合4失点 日本代表通算成績:0試合0失点 アルビレックス新潟に所属するGK小島亨介は、Jリーグでも指折りの能力を持ったGKである。 早稲田大学を経て2019年に加入した大分トリニータではルヴァンカップわずか2試合の出場にとどまったが、2020年に新潟へ期限付きで移籍すると出場機会が増加した。新潟3年目の2022年にはリーグ戦全42試合に出場し、チームのJ2優勝・J1昇格に大きく貢献した。昨季も30試合に出場しJ1の舞台で活躍を見せている。 シュートストップ能力に長けている小島だが、彼の真骨頂は足元の技術にある。相手FWのチャージにも臆することなく、余裕をもって前線にいる味方の足元へパスを届ける。その精度はフィールドプレーヤーさながらで、ビルドアップを図るにはうってつけのゴールキーパーだ。 A代表で試合に出場した経験がない小島だが、代表に招集されたことは何度かある。直近では昨年10月に行われた親善試合で、ヴィッセル神戸GK前川黛也の負傷離脱を受け追加招集された。出場は無かったものの、今後小島が日本のゴールマウスを守る姿が見られる日はそう遠くないはずだ。
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