体にチタン入っている大仁田厚、一番痛かったのは胸の骨の負傷 曙さんの「ボディープレスで」
ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』
プロレスラーの大仁田厚が7日、ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』(木曜正午)に出演。今年4月に死去した元横綱でプロレスラーとしても活躍した曙さんとの思い出を語った。 【写真】ぽっきり折れてしまった大仁田厚の左上腕部のレントゲン写真 電流爆破マッチで死闘を演じた大仁田は「“やっぱり横綱だなあ”と思ったのは、電流爆破に頭からつっこんでいきましたからね。度胸が据わってるというか。オレは最後負けたから、悔しいから火を投げたんですよ。火を“ボッ”と投げたの。それを体全身で受けて、おなかのとこが真っ黒けだったんだよね。やけど。後から聞いたときに大変だったみたいです」と戦いを振り返った。 「やっぱり逃げないというか、横綱ってそうじゃないですか。横綱から(変化に)いけないんですよね。一応、(相手を)受けなきゃいけないんですよ。横綱は受けるんですよ」と正攻法の戦い方が印象的だったとした。 メインパーソナリティーのますだおかだ・増田英彦から「戦いがいはありましたか、やっぱり」と聞かれ、大仁田は「あの当時も(曙さんは体重)270キロぐらいあったから、ボディープレスで胸の骨が折れましたからね」と対戦で押しつぶされて負傷したことを告白。増田は驚き、ABC・武田和歌子アナウンサーは想像してうめき声を上げた。 大仁田は「だけどね、胸の骨は痛い」と発言。増田が「いろんなところの骨を折ってきたけど」と確認すると、大仁田は肯定。体の複数個所にチタンが入っていることを明かし「オレ、全部人工関節ですよ」と満身創痍と説明した。増田が改めて「一番痛かったのは胸の骨?」と聞くと、「胸の骨」と即答。大仁田は「あばらはそんなに痛くない。バキッと折れても」と比較で挙げ、「胸の骨は痛い。すーごい痛い。オレが痛いっつうんだから」と説得力抜群のコメントで笑いを誘った。 痛みのワースト1位を胸骨骨折とした大仁田は、増田と武田アナに「君らが胸の骨を折ったら死にそうになるよ」と忠告。増田が「大仁田さんやから耐えられたと」と言うと、「耐えてはないよ。もう痛くてしょうがなかったもん」と打ち明けた。 また、今年9月に死去した初代タイガーマスクのライバルで“虎ハンター”こと小林邦昭さんについても触れた。大仁田は「小林邦昭とはいい友達だった」とし、1980年代のジュニアヘビー級ブームの立役者の1人を悼んだ。
ENCOUNT編集部