甥っ子の出産祝いに「1万円」包んだら、兄から「自分は3万円包んだ」と聞きビックリ! 出産祝いに1万円は少ないでしょうか? 兄と金額に差がついてしまい、渡すのをためらっています
金額の次に気をつけたいのがマナー
出産祝いの金額が決まったら、次に気をつけたいのがお祝いを渡す際のマナーです。せっかくのお祝いも、配慮に欠けてしまうと失礼な印象を与えかねません。 基本的なマナーを確認し、祝福の気持ちが伝わるようにすることが大切です。相手に気持ちよくお祝いを受け取ってもらえるよう、心遣いを意識しましょう。 ■お祝いを贈るタイミング お祝いを贈るタイミングは、産後7日目以降から1ヶ月以内が目安といわれています。この時期には「お七夜」や「お宮参り」といった節目があるため、贈り物を渡すタイミングにふさわしいとされているからです。 ただし、一番優先すべきは相手の状況です。子どもが生まれると生活も一変し忙しくなります。出産報告を受けた際さりげなく状況を確認し、落ち着きそうなタイミングを見計らうといいでしょう。 なお、出産祝いが早すぎるのは禁物です。母子ともに体調が万全とはいえないため、きちんと出産の報告があるまでは控えておきましょう。 ■ご祝儀袋への入れ方 出産祝いのご祝儀袋は「紅白で蝶結びの水引」を用意しましょう。上部には表書きとして「御出産」「御出産祝い」「御祝い」などと記入します。 お札は新札を入れるのがマナーです。そして、お札の人物画が表側の上部になるように入れましょう。お札を取り出した際、真っ先に人物画が出てくる形が正解です。
きょうだいで出産祝いに差が出ても問題ない
甥っ子への出産祝いが「1万円」でも相場の範囲内ですので、そこまで気にする必要はないでしょう。きょうだいで金額に差が出てしまうと不安になるかもしれませんが、大切なのは相手に対する祝福の気持ちです。 それでも気になる場合は、心のこもったメッセージを添える、あるいはプレゼントを追加するなどで金額以上のお祝いの気持ちを表現できるはずです。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部