【レポート】窪塚洋介×亀梨和也、のん×藤ヶ谷太輔、DMM TVの新作ラインナップ発表会に登壇
■「本番ギリギリまでそう演じようか迷うのも楽しかった。ラップまでやらせていただきました!」(亀梨和也) 【画像】イベントの様子(写真全8枚) 10月2日、DMM TVの新作ラインナップ発表会『DMM TVまつり ORIGINAL Content Lineup』が行われた。 毎年恒例の『DMM TVまつり ORIGINAL Content Lineup』は、DMM TVで今後配信される注目のDMM TVオリジナル作品を一挙に紹介するDMM TVの新作発表会。DMM TVではこれまで、国際エミー賞2024短編シリーズ部門にノミネートされた『ケンシロウによろしく』や、SNSの総再生回数2,400万回越えの『大脱出シリーズ」など、様々なオリジナルコンテンツを生み出しており、のべ21作品を制作・配信している。 第3回の開催となった今回は、壮絶な過去を背負う復讐屋コンビを描く人気コミックの実写化『外道の歌』より初共演&W主演となる窪塚洋介と亀梨和也、SNSで大バズりした殺し屋コメディ漫画を実写化した『幸せカナコの殺し屋生活』より のん、藤ヶ谷太輔など、豪華ゲストを迎えて華々しく実施。 さらに本イベント中に情報解禁となった新作に主演する伊藤英明がシークレットゲストとして登場した他、DMM TVオリジナル新作ラインナップ情報が続々発表された。 ■『外道の歌』より、W主演の窪塚洋介と亀梨和也が登場! 新作発表会の記念すべき1本目を飾ったのは、DMM TVオリジナルドラマ『外道の歌』。カモ(窪塚洋介)とトラ(亀梨和也)というふたりの男が“復讐屋”を名乗り、耐えきれないほど悲痛な思いを背負った被害者に代わり、法から逃れた加害者に壮絶な裁きを下す物語を描く。 骨太で極上なエンターテインメントとし早くも注目されている本作から登場したのは、W主演を務める窪塚と亀梨。 大歓声のなか登壇した窪塚は、本作のオファーを受けた当時を「『亀ちゃんと俺』という新鮮さ。そして『外道の歌』というハードコアな、決して地上波ではできないテーマや内容の原作を、カモという役を俺にできるかなというのが正直な印象でした」と振り返り、「でも気持ちは前のめりだったし、亀ちゃんが一緒に仕事をしたがっていると聞いていたので、それも含めていい時間になるという直感がありました」と振り返った。 対する亀梨は「作風としては、自分が呼んでいただけるようなテイストの作品ではない未知の領域だった」としながらも、「自分が出演させていただいた作品を楽しんでくれる方たちにどうフィットするのかも考えて、何より窪塚さんとご一緒させていただけるときいて、そこは飛び込んでいきたいと思いました」と、出演の経緯を明かした。 自身にとって大きな挑戦となった本作について、亀梨は「見た目もそうですし、言葉も関西弁だったり自分とはかけ離れたところがあったので、本番ギリギリまでそう演じようか迷うのも楽しかった。ラップまでやらせていただきました!」と確かな手応えを感じていた様子。 窪塚も「俺は関西に十年以上住んでいるけど、亀ちゃんの劇中の関西弁は俺的にはほぼ完璧だと思う」と亀梨の努力を称賛し、「亀ちゃんは、一緒に仕事をしていて背中を押されるというか、俺も頑張ろうという気にさせられる。自然体でそう思わせてくれる存在」と絶賛。 これに対し亀梨は「我々キャストやスタッフさんにもすごく気遣いをしてくださって、窪塚さんのリーダーシップに頼りきりでした。窪塚さんはメリハリというか、パンと役に入った時の存在感はやっぱりさすがだなと。人生の先輩としての豊かなお話も聞かせていただいて、僕自身も今後どういう道を進んでいくか考える中で、すごくいいお話をたくさんいただきました!」と、先輩である窪塚の偉大さを熱弁した。 作品の見どころについて、亀梨は「善と悪とは角度によってこうも捉え方が変わるのか、と考えさせられるところ。街に出ると景色が怖く見えるぐらい、人の恐ろしさや汚さが描かれています」とコメント。 窪塚は「亀ちゃんがトラのまんまなんですよ!」とあらためて亀梨を絶賛しながら、「僕の演じた役は原作から少しアレンジしたビジュアルだったけど、原作者の渡邊ダイスケ先生が撮影現場にいらしたとき、『窪塚さんはピッタリ、そのまんまですよ』と言っていただいて。でもトラの状態の亀ちゃんを見たら、先生がびっくりして『僕が描いたトラがここにいます!』って…さっき俺にいったこと全部嘘じゃんって(笑)。そのときの先生の顔が忘れられないです!」と、原作者も太鼓判を押すほどのハマり役となった亀梨を大プッシュした。 さらに、ステージ上で本作のファーストルックビジュアルも解禁となり、会場からは「おおー!」と興奮の声も。大盛り上がりの観客を前に、亀梨はあらためて「僕自身、観たことのない自分が観られることにわくわくしています。結構衝撃的なシーンもありますが、人とは、善悪とはについて考えさせられ作品になっています。まさにDMM TVだからこそできた作品なので、ぜひ楽しみに待っていてください!」と笑顔でコメント。 窪塚は「DMM TVらしさと、このふたりの化学反応も観てほしいです。撮影現場では確かな手応えがあったけど、完成した作品ではどういうふうに映っているのか。何より作品がお客さんに届いたときにどんな影響を与えるのか、この世の中を生きていくエネルギーになったらうれしいなと思います」と、それぞれ作品を待ち望むファンへメッセージを送った。 そんな本作の配信日は、12月6日に決定。また、10月28日から開幕する第37回東京国際映画祭TIFFシリーズ部門正式出品が決定しており、舞台挨拶も実施される予定だ。 ■『幸せカナコの殺し屋生活』より、主人公役・のんと相棒役・藤ヶ谷太輔が登場! 若林稔弥による人気4コママンガ『幸せカナコの殺し屋生活』(星海社COMICS)を実写ドラマ化した本作。ブラック企業から超ホワイト待遇な殺し屋に転職する奇想天外な主人公・西野カナコをのんが、不愛想ながらカナコを心配し見守る殺し屋の相棒・桜井役を藤ヶ谷太輔が演じることが発表され、早くも注目を集めている。 大歓声のなかステージに登壇したのんは「脚本がとても面白くて、楽しい作品に挑戦できることがうれしいなと思いました」、藤ヶ谷は「脚本を読んで声に出して笑いました! ブラックコメディは個人的にも経験があまりなく、桜井のようにほとんどセリフがない役も初めてでした」と、初めて脚本を手にした時を楽しそうに振り返った。 ワイヤーや高所からの落下、爆破など、体を張ったアクションシーンも見どころのひとつである本作。のんは「アクションの練習をしているときは“イケてるじゃん、私”と思ってたけど、アクション監督が藤ヶ谷先輩の練習動画を見せてくれたときに『こんなにすごいことやってるの!?』とびっくりしました!」と語り、その素直すぎるリアクションに会場も大爆笑。 これに対し藤ヶ谷は「お互いアクションの経験は多くなかったけど、アクションチームに支えていただいて練習を重ねて、すごくいいアクションシーンに仕上がっていると思います。早く完成した作品が観たいです!」と、自らアクションシーンを強くアピールした。 殺し屋に転職するという奇抜な設定も魅力的な本作について、のんは「作品は明るいけど殺し屋という、ちょっと頭の中が不思議になる感じで。この作品に出てくる人たちもちょっと変わった人たちばっかりなんです」と、作品のユニークさについて言及。 藤ヶ谷も「楽しくて面白いけど、『ここは殺し屋の会社なんだよな…』という違和感も楽しんでもらえるかと思います。給料も良くてボーナスも出る、よかったらうちの会社、よろしくお願いします!」とノリノリでアピールした。 また、のんと藤ヶ谷のバディ感にも期待が高まるなか、のんは「カナコが猪突猛進しているところに、桜井先輩が苛立ったりしているころが面白くて、このコンビが楽しかったです!」と力強くコメント。 藤ヶ谷は「最初はかみ合っていないところから徐々にどうなっていくか、ふたりの成長も観てほしい」としながら、「くすっとじゃなくて声を出して笑えるシーンもありますし、アクションシーンではスカッとハラハラできますし、いろんな感情になれる作品。今の社会に向けたメッセージも入っているので、そのあたりもぜチェックしていただきたいです!」と熱弁した。 さらに、鋭意制作中の本作より、待望の場面写真も初解禁。新人と先輩の殺し屋コンビの初現場を切り取ったカットと、カラオケのシーンを写したカットが発表された。カラオケシーンについては、藤ヶ谷が「僕のお気に入りのシーン」と語るなど、本編への期待値をさらに高める発言も。 本作の配信は、2025年2月に決定。配信が待ち望まれる本作について、藤ヶ谷は改めて「すごくたくさん練習して、パワフルでスピーディーなすごくかっこいいアクションシーンが出来たので、アクションにも注目してほしいです。そして気楽に観て笑える作品になっているので、楽しみにしていただければと思います!」と熱弁。 のんは「この作品は、殺し屋になることでカナコが自分の居場所を見つけていくというストーリーです。すごく笑えて楽しいし、自分にとっての居場所もこれから見つかっていくんじゃないかという希望に満ちた作品だと思います。ぜひ楽しみに待っていてください!」と笑顔でコメントした。 ■人気極道漫画『ドンケツ』が実写化!主演は伊藤英明 2011年に『ヤングキング』にて連載開始した本格極道漫画『ドンケツ』。主人公は、敵対組織にロケットランチャーをぶちこんで以来、ロケットランチャーのマサ=通称「ロケマサ」の異名で恐れられるヤクザ・沢田マサトシ。しかし、堅気・ヤクザ問わず腕力に物を言わせて金をタカり、上役にも平気で喧嘩を売るなど問題ばかり起こす傍若無人な性格が災いし、40代後半になっても出世の見込みがない所謂“ドンケツ”ヤクザであった。 そんな熱狂的ファンを多数抱える本作が実写化され、最強の漢「ロケマサ」を伊藤英明が演じることが、この日のイベントで初解禁となった。2025年春より配信開始となる。 まさかの実写化とキャスト発表に大熱狂の会場に登場した伊藤は、本作への出演について「『ドンケツ』自体が大変魅力的な作品で、一気に読んでしまうほど面白くて。すごくエッジの効いた品なので、地上波ではありえない、DMM TVさんの配信でしかできない作品という嬉しさがありました。熱狂的ファンがたくさんいらっしゃる作品なので、期待に応えられるのかというプレッシャーを今も感じています」と、緊張の面持ちで語った。 また、熱狂的ファンも多いロケマサというキャラクターについて、伊藤はその魅力を「独特なカリスマ性があるところ。悪い世界に身を置きながら仲間や義理人情を大切にしたり、タフでいながらお茶目で人間味溢れるところが、すごく魅力的だなと思います」とコメント。 そんなロケマサを演じるにあたり、伊藤は現在体を作り上げている最中だという。「撮影初日を迎えるのは1ヵ月先なんですが、筋骨隆々でデカい主人公なので、なるべくビジュアルを近づけられるよう、週5日トレーニングしています。効率よい筋肉づくりのために、ボディビル界で有名なナルシス山本さんや、格闘家の高阪剛さんのもとで一緒に鍛えています」と、本格的なトレーニングを重ねていることを明かした。 トークの最後には、これから始まる撮影を前に、伊藤から力強い意気込みが語られた。 「原作ファンの方の期待に応えられる作品にしたいですし、原作漫画が持つ緊張感や荒々しさをどう映像化するか、自分自身も楽しみです。アクションシーンもひとつの見どころになると思うので、原作に忠実に、観ている方が手に汗握る作品にしいたいと強く思っているので、チームで団結して準備の真っ最中です原作の良い部分を楽しみにしながら良い作品にしたいと思っていますので、ぜひ応援してください。魅力的なキャラクターもどんどん出てくるので、各キャラクターを演じる俳優陣にもご期待ください!」 ■イベントに登壇した豪華キャスト陣から、作品を待ち望むファンへメッセージ! 大盛況のなかエンディングを迎えた新作発表会。イベントの最後には、ステージに登壇したキャスト陣から、それぞれ気になるDMM TVのラインナップについて語られた。 窪塚は「『ドンケツ』大好きなんですよ! 漫画は全部読んでますし。だから伊藤君の『ドンケツ』が楽しみです!」と興奮気味にコメント。対する伊藤が「エピソード2から出てくれるということで…」と返し、窪塚が「さっきプロデューサーにゴリ押ししてた(笑)!」と笑い合うひと幕も。 亀梨は「西野カナコがカラオケのシーンで何を歌うのかが楽しみですね」と、『幸せカナコの殺し屋生活』を挙げた。 のんは「『鬼のドッキリで涙』がすごく気になりました。コントとドッキリの融合でどうなるのか、タイトルはどういう意味なのか気になります」、藤ヶ谷は「僕も『鬼のドッキリで涙』が楽しみです!」と同調し、コンビネーションの良さに会場からは拍手が起こった。 最後に伊藤が回答する直前には、亀梨から「伊藤君、『外道の歌』、まだ言われてないので…」とまさかの“パス”が。これに対し伊藤が「今回魅力的なラインナップが揃っていまして、選ぶのが難しかったんですけど…『ドンケツ』ですね!」と堂々の回答をし、会場の盛り上がりは最高潮に。豪華俳優陣の出演作品もちろん、様々なDMM TVオリジナル作品への注目度もより高まるイベントとなった。 番組情報 『外道の歌』 2024年12月6日(金)、DMM TVで独占配信スタート! 出演:窪塚洋介、亀梨和也、南沙良 他 (C) DMM TV 『幸せカナコの殺し屋生活』 2025年2月、DMM TVで独占配信スタート! 出演:のん、藤ヶ谷太輔 他 監督:英勉 (C) DMM TV 『ドンケツ』 2025年春、DMM TVで独占配信スタート! 出演:伊藤英明 他 (C) DMM TV
THE FIRST TIMES編集部