「驚いたよ。明らかに特別」ブッフォンが激賞する2人は? 印象的なGKも「ジョージアの選手はとても好き」【EURO】
「知ってはいたが、実際に見たのは初めて」
イタリア代表で176キャップを刻んだ伝説のGK、ジャンルイジ・ブッフォン氏が、EURO公式のインタビューで、後輩たちの戦いぶりや大会の注目ポイントを語った。 【PHOTO】EUROで躍動する名手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 前回大会を制し、欧州王者になりながら、カタール・ワールドカップ出場を逃したアッズーリは、グループステージを1勝1分1敗の2位で突破した。 アルバニアに2-1で逆転勝利、スペインに0-1で敗戦、クロアチアに1-1で薄氷のドローという3試合を、代表団の団長として帯同している46歳のレジェンドはどう見ているのか。 「私は犠牲、グループのアイデンティティ、個性、ゴールキーパーを評価したい。選手たちが決意とハートを持って困難に立ち向かった。監督の仕事ぶりも素晴らしかった。自分たちのピークに到達するためにベストを尽くしていると言わなければならない。まだ到達していないけど、彼らはそこに到達しようと努力している」 決勝トーナメント1回戦の相手はスイス。自分たちのゴールを名手ジャンルイジ・ドンナルンマが守る一方、相手もヤン・ゾマーというビッグセーバーを擁しており、ブッフォン氏はやはり、ハイレベルなGK対決に注目しているようだ。 「ジージョ(ドンナルンマ)はイタリアに力を与えている。何か特別なプレーをしている人を認め、賞賛することは重要だ。本当にスペシャルで、我々に大きな力を与えてくれた。ゾマーもここ数年、常にハイレベルなパフォーマンスを披露してきた。世界を代表するGKの1人になったと言える。 今大会では他にも非常に優れたGKを見てきた。ジョージアの選手(ジョルジ・ママルダシュビリ)はとても好きだ。クロアチアのGK(ドミニク・リバコビッチ)も良かったね。そして(マヌエル・)ノイアーのような常連もいる。でも選ぶなら、私は毎回ジージョを選ぶよ」 さらに、目を引いたフィールドプレーヤーには、スペインのウイングコンビ、ラミネ・ヤマルとニコ・ウィリアムスを挙げた。 「スペインのワイドな選手たちには驚いたよ。もちろん知ってはいたが、実際に見たのは初めてだ。彼らは明らかに特別な何かを持っている。それにテレビで見た限りでは、ドイツは将来を期待させる才能を擁している。ポルトガルも強力なチームだし、フランスには経験豊富な監督と優秀な選手がいる」 決勝トーナメントは現地6月29日から始まる。ブッフォン団長が率いるイタリアは、並みいる強敵を倒し、連覇を果たせるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部