尾形貴弘「パターでプロになろうと思ってる」 フットゴルフで女子プロ選手と“泣きの1回”真剣勝負<パンサー尾形のどんぶり旅>
パンサー・尾形貴弘がニッポンの名物・どんぶりを紹介する番組「パンサー尾形のどんぶり旅~ニッポンのうまい!にサンキュー~」(毎週土曜朝10:30-11:00[BSJapanext<263ch>]、毎週土曜朝7:00-7:29[BSフジ])の第6回が、8月17日に放送された。パンサー・尾形貴弘が、ニッポンの名物どんぶりを求めて気の向くままに全国各地を巡る。今回も前回に引き続き茨城県・鹿嶋市で、3と9にちなんだミッションをこなしつつどんぶり旅を行っていく。 【写真】パンサー尾形、新スポーツ“フットゴルフ”で女子プロに負けて崩れ落ちる ■新スポーツ・フットゴルフで真剣勝負 前回に引き続き、茨城県鹿嶋市でどんぶり旅を続ける尾形。大町通り商店街でサッカークラブの子どもたちや通行人にあいさつをしつつ、顔をハメるタイプの撮影スポットが目に入った。和服を着た男女の絵に合わせて顔をハメるのだが、尾形はスタッフを呼び寄せてツーショットを撮影。何とも言えない空気になったあと、「ほらな、こういう感じなのよ。顔ハメってこういうもんだから」とつぶやく。「どうせカットされんだから」とスベって上等の遊びに興じていたようだが、しっかり使われたようだ。 続いてやってきたのはクラフトビールのお店、「Paradise beer factory」。撮影中にもかかわらず、スタッフの唐澤秀さんおすすめのクラフトビールを調理していただくことに。麦から作っているという特製クラフトビールを飲むと、「あ、うまいわぁ~!」と感動の言葉が飛び出る。フルーツのような後味に驚きながらグイグイ飲み干す姿は、猛暑の夏にぴったりの爽やかさ。 さらに「視聴者のためにやってるんで」と言いながら、いま飲んだ「GOA/IPA」という銘柄以外にもチャレンジ。アリバイ作りのためか「どんぶりものはないですか」と聞いた尾形に、「どんぶりにビール注ぎましょうか」と粋な答えが返ってくる。興奮した尾形はどんぶりにビールを移し、「ああああ!!最高だよ!どんぶりビール!!」と飲みきってから次の場所へ。 やがて辿り着いたのは「トライレイクゴルフクラブ 十二神アイアンコース」。気軽にゴルフが楽しめるショートコースのほか、サッカーとゴルフを掛け合わせた新興スポーツ“フットゴルフ”が楽しめる。せっかくなので尾形も挑戦してみようと、「鹿島Ascendia」に所属している女子プロフットゴルフ選手・小村紗貴子さんからルールのレクチャーを受ける。 プロからレッスンを受ける尾形は、持ち前の運動神経もあって即座に技術を吸収していく。高校時代にはサッカー部として全国大会に出場しているだけあって、さすがの足さばきだ。「やりたいけどな~試合!」と語る尾形の希望もあり、プロの小村さんと1ホール対決をおこなうことに。 「俺が勝ったらプロ?」とボケをかましながら、負けたら「鹿島Ascendia」の全力PRと決めて試合がスタート。パー3のホールで互いに1打目はバーディを狙える位置に届いたが、尾形は3打でパー、小村さんは2打でバーディということで小村さんの勝利となった。 ばっちり敗北した尾形。しかし往生際悪く、「俺ね、パターでやってんスよ」「パターでプロになろうと思ってる」「パター勝負でなんとか!」と再戦を挑む。今度はミッションとして、“3.9mパット対決”が始まる。 先行は小村さんで始まったパット対決。3打のうち、多くカップインしたほうの勝ちというシンプルなルールだ。1打目は互いにカップに入れられたが、2・3打目は緊張のためかどちらも外してしまう。そこでサドンデスが始まったのだが、小村さんが入れた4打目を尾形は入れることができず。改めて勝敗がつき、尾形は「がんばれがんばれ『鹿島Ascendia』!!」と全力のエールを送るのだった。 ■待ち受けるどんぶりは鹿嶋のブランド豚を使った絶品メニュー ビールを飲み、甘味を味わい、フットゴルフを楽しんだ尾形。さらに鹿島の街を歩いていると、バーベキューとキャンプ、カフェを楽しむことができる「Cafe&Camp ツマギアンズ」を発見する。まさにいまお肉を焼いていた同店の山町浩信さんに話を聞いてみると、お店には“鹿嶋市のブランド豚を使ったどんぶり”があるとのこと。それを聞いた尾形は、「うわぁ~ぴったりだ!」とテンション急上昇。 きめ細やかで柔らかい肉質が特徴の鹿嶋市のブランド豚「かしまし豚」。そのバラとホルモンを使ったどんぶり飯「かしまし豚のホルモン×豚バラ丼」が尾形の前に運ばれてくると、「これこれぇ!めっちゃ美味そうこれ」と大歓声を上げる。ちなみにこのメニューは鹿島アントラーズのスタジアムでも食べられるため、チームのファンにもとても愛されているのだとか。 「いただきますよ~!」とどんぶりに手を添えた尾形だったが、いつものように制止の声が入らない。そうなると逆に落ち着かないのか、スタッフへ小声で「あれ?やらなくていいんですか?」と聞いてしまう尾形。するとスタッフからは「食べる直前でストップって言おうと思って」と返され、「全然噛み合わねえわ、ディレクターと…」などとぼやいていた。 Take2の撮影に「わざとらしくなっちゃうじゃん!」と怒りつつ、いつも通りの「39秒ノーカット食レポを成功させろ!」の時間がやってくる。「攻めの味ですね!アントラーズの味だ!」と頑張って食レポを続けるものの、やはりいつもと同じように残り10秒前後から言う言葉がなくなってきてしまう。 山町さんの判定結果は、ミッション失敗。「アルシンドになっちゃうよ!」など鹿島アントラーズの名選手をもじった懐かしいフレーズを入れた尾形に、「『友達ならあたりまえ!』の方でいってもらいたかった」とコアな指摘が入る。これには尾形も「すごいわ。俺まだアントラーズ薄いッスね!」と白旗を上げていた。 BSJapanextの次回放送は8月31日(土)に、BSフジでは同日の土曜朝7時から放送されるほか、TVerにて見逃し配信がおこなわれている。 ■次回は東京でのどんぶり旅 今回の放送では、前回に続き真夏の鹿嶋市の魅力を余すことなく掘り尽くす尾形の姿が見られた。ビールや焼き芋、フットゴルフに豚どんぶりなどなど、大人も楽しめる魅力にあふれている鹿嶋市。前回の海水浴場なども含め、老若男女が楽しめるスポットの多さが伝わってくる。 尾形がスポーツなどのアクティビティに全力で取り組んでいるため、その爽やかさも番組のアクセント。新スポーツ・フットゴルフでは“泣きの1回”までおこなうなど、負けず嫌いな性分が見え隠れするのも本気っぷりの表れといえるだろう。 次回は東京都内での旅となる同番組。次なるどんぶりはどんなものなのか、そしてまだ見ぬミッションはなにが待ち受けているのか。今後の放送にも期待が高まっていく。