ヴィルツの契約延長は「まだ」とレヴァークーゼンCEO シティにとって獲得の大きな後押しに?
メガクラブが狙うヴィルツ
レヴァークーゼンMFフロリアン・ヴィルツは、メガクラブへの移籍が噂される選手のひとりだ。マンチェスター・シティ、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンなどが獲得を狙っていることは幾度も報じられてきた。 [動画]まさにワールドクラス! ヴィルツの24-25ベストプレイ集 そんななか、一部報道ではヴィルツがレヴァークーゼンとの契約延長に漕ぎつけたと報じられたが、クラブCEOのフェルナンド・カロ氏はこれを否定し「もしそれが本当だったら嬉しかっただろう」と語った。独『Kolner Stadt-Anzeiger』がコメントを伝えている。 「クラブは少なくとも2026年のW杯までは彼にレヴァークーゼンに留まってほしいと思っている。だから契約を延長するのは賢明だ」 また、ヴィルツと合意に至らなかった場合、クラブは売却を承認するかとの質問に「それは難しいだろう。正直に言わねばならない。我々が望んでいることではない」と答えている。 カロ氏は売る気はないようだが、英『Daily Mail』はヴィルツの契約延長がなされていないことで、マンチェスター・シティ移籍に大きな弾みがついたと伝えている。ヴィルツはペップ・グアルディオラの熱心なファンで、シティも来夏に契約が切れるMFケビン・デ・ブライネの後継としてヴィルツを据えたい考えだという。 しかしシティはここ最近の絶不調によりプレミアリーグのTOP4からも落ちてしまい、現在は7位。このままでは来季のCL出場権も獲得できず、ペップの首もいつまで繋がっているか怪しくなってきた。果たしてヴィルツはシティ行きを選択するのか。移籍金は1億2400万ポンドにものぼると見られている。
構成/ザ・ワールド編集部