チラムネのテレビアニメ化決定、2025年放送開始予定 福井県福井市が舞台のライトノベル
福井県福井市出身の作家裕夢(ひろむ)さん(37)のライトノベル「千歳くんはラムネ瓶のなか(チラムネ)」のテレビアニメ化が決定したと、出版元の小学館のガガガ文庫が8月9日夜、発表した。2025年中の放送開始予定で、制作会社や声優などの詳細は今後発表される。 【写真】「祝・アニメ化」と書いたサイン色紙を手にする裕夢さん チラムネは裕夢さんのデビュー作で、福井市が舞台の青春ラブコメディー。「藤志(ふじ)高校」のスクールカーストのトップに君臨する主人公の千歳朔(さく)と、彼を取り巻くヒロインらの友情や恋愛、成長を描く。「このライトノベルがすごい!」(宝島社)文庫部門の2021年版、22年版で連続1位を獲得し殿堂入りした。現在8巻まで発刊され、新作9巻が今月20日に発売される。 作中でエルパやヨーロッパ軒、8番らーめんなど県民になじみのある場所や飲食店が随所に登場し、「聖地巡礼」で足を運ぶファンも多い。 アニメ化決定を記念し、プロモーションビデオや小説でイラストを担当するraemzさんの描き下ろしイラストもガガガ文庫公式ホームページで公開された。
福井新聞社