ジェレミー・レナー、除雪車事故からの回復を振り返り「25%はチタンになったんだから、アイアンマンなんか目じゃない」と語る
ジェレミー・レナー、除雪車事故からの回復を振り返り「25%はチタンになったんだから、アイアンマンなんか目じゃない」と語る
MCUのスターであるジェレミー・レナーは、2023年1月に瀕死の重傷を負った除雪車の事故が、自身を制限しているとはまったく思っていないようだ。「25%はチタンになったんだから、アイアンマンなんか目じゃない」と冗談を飛ばしている。 「ホークアイ」画像・動画ギャラリー 鈍的胸部外傷と38カ所の骨折を負った事故からほぼ2年が経った今、レナーはVarietyに対し、困難を乗り越えたことを非常に誇りに思っており、与えられた2度目のチャンスに感謝していると語った。 「25%がチタンになったけれど、それを制限だとは思っていません。だからアイアンマンなんか目じゃないですよ」とレナーは言う。「1月で(事故から)2年になりますが、人生における大きな逆境を乗り越えたことを、すごく、すごく誇りに思っています。世界中の人たち、存在すら知らなかった人たちから受けた愛とサポートに永遠に感謝しています。そのサポートのおかげで回復できました。それが、今の僕の人生を形作っている唯一のものです」 ウインド・リバー 2017年 監督:テイラー・シェリダン 出演:ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、ほか U-NEXTの無料トライアルで観る ↗ 現在、レナーは事故についての本を執筆中で、編集の最終段階にあると明かした。「死の限界まで試されることで得られる素晴らしい贈り物がたくさんあります」とレナーは語る。「僕は実際に死んで、そして戻ってきました。それには理由があって、自分自身とは関係ありません。もし自分で選択できたなら、そのままでいたいと思ったでしょう。だけど僕は生き返ったし、戻ってこられてうれしいです」 2023年1月1日、レナーはネバダ州の自宅近辺にて、重量約6.5トンでトラックサイズのスノーキャットという車両を使って甥のトラックを雪から引き上げようとしていたところ、スノーキャットが甥に向かって横滑りしていることに気づいた。その後、スノーキャットから降りたレナーが車両を止めようとしたが、キャタピラに引きずり込まれて車両に轢かれ、鈍的胸部外傷と整形外科的損傷を負った。 その1年後、レナーはパラマウントのドラマシリーズ『メイヤー・オブ・キングスタウン』の撮影再開に伴い、現場に復帰した。とはいえ、レナーが最も広く知られているのは、やはりマーベル作品で演じたホークアイ役だろう。 レナーは8月、「アベンジャーズ」シリーズ第5弾となる映画『Avengers: Doomsday(原題)』でホークアイとして戻ってくる可能性を示唆。しかし現時点で正式な発表はまだない。なおこの作品では、ロバート・ダウニー・Jr.がアイアンマンではなくドクター・ドゥーム役で復帰することが明らかになっているほか、クリス・エヴァンスも同作に出演すると報じられたばかりだ。
Ryan Dinsdale