ナイキで最も厚底のレーシングシューズが「優れたエネルギー効率と反発⼒」を生む技術とは? 多彩なシーンで履ける「ナイキズームフライ6」の気になる実力
トレーニングにもレースにも対応するハイブリッドシューズ
ナイキの人気ランニングシューズ「ナイキ ズーム フライ」から、シリーズ6代目となる最新モデル「ナイキ ズーム フライ 6」が登場しました。2024年11月1日の発売予定で、同10月25日にはナイキ公式オンラインストアのメンバー限定で先行販売がスタートします。 【画像】「えっ…!」これがナイキのレーシングシューズで最も厚底の「ナイキ ズーム フライ 6」です(30枚以上)
本作は、ナイキで最高のクッショニング技術とプレートのイノベーションを盛り込み、ランナーの練習の質の向上や自己ベスト達成をサポートするためにデザインされているのが特徴です。 トレーニングからレーシングまで使えるハイブリッドシューズで、タフなロングランやテンポ走、レースに向けた練習からレースデーまで、1足ですべてこなせるようつくられています。 また、他のナイキ製レーシングシューズと同様、エリートアスリートの意見が重要な役割を果たしているのもポイント。 例えば、リオ五輪と東京五輪でマラソン金メダルを獲得したエリウド・キプチョゲ氏は、このシューズをアスファルトやケニア・エルドレットにある自宅近くの土の路面でテスト。彼とナイキが密接に協力しながらエネルギーリターンや快適さとプロテクションのバランスの調整をおこない、さまざまなランナーがトレーニングおよびレースのために使えるシューズに仕上げています。 「『ナイキ ズーム フライ 6』は、ロングランやインターバル走に使うスーパーシューズというよりも、1週間をとおして毎日の練習に使えるシューズです。今回新たにデザインされた『ナイキ ズーム フライ』は高機能、高反発で衝撃吸収性にも優れ、カカトからつま先へのスムーズな動きを促してくれます」(エリウド・キプチョゲ氏) ●ランニングを効率化する新設計のミッドソール 新しい「ナイキ ズーム フライ」は、流線型のデザインにより前作比で10%以上も軽量化されているのがポイントです。 ミッドソールは、反発性に優れたズームXとSR-02フォームの層の間に、フルレングスのカーボンファイバー製フライプレートを挟んだ新設計のもの。ナイキのレーシングシューズで最も厚底になっています。 フライプレートは、ランナーの推進力を高めることでランニング効率を最大化しつつ、スムーズな足運びと日常のトレーニングに適切な屈曲性を実現。一歩進むごとに最適なエネルギーリターンをもたらします。 2層のメッシュを用いた新しいアッパーは、通気性と耐久性、そして軽さを損なうことなく、やわらかい靴下のような快適な履き心地を提供。 また、軽量でグリップ性のある薄いラバーを網状に成型した新形状のアウトソールも見逃せません。 ●製品仕様 ・価格(消費税込):1万8700円 ・カラー:ブラック/ライトスモークグレー/ホワイト、ホワイト/スモークグレー/メタリックシルバー/ブラック、ホワイト/ビビッドグレープ/ハイパーピンク/ブラック
津田昌宏