1億突破のソフトバンク周東佑京「胸を張れる」初の規定打席到達呼んだ打撃で意識していたこと
ソフトバンクの周東佑京内野手(28)が27日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、6500万円増の年俸1億1000万円でサインした。大幅増で一気に大台を突破し、「最大限の評価をしてもらった。予想以上でした」と笑った。 ■優勝特需は!? ここまでの契約更改【一覧】 選手会長に就任した7年目の今季は、自己最多の123試合に出場。中堅のレギュラーに定着し、打率2割6分9厘で初の規定打席にも到達した。41盗塁で2年連続3度目の盗塁王に輝き、いずれも初となるベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得、リーグ優勝にも貢献した。 「規定(打席)に立てたのは1年間頑張ったと胸を張れるところだと思う。本当に1年間出るのは大変だなと感じた」と振り返る。逆方向への意識が打撃の向上につながったという。「例年に比べたら中堅から左中間に強く打とうという気持ちを強く持っていた。満足はしていないけれど、良くも悪くも僕っぽい成績だなと思う」と話した。 オフには左膝の手術を受け、リハビリを進めている。「下半身のウエート(トレーニング)もできている。1月頭にもう一度病院に行って、何もなければ走り始められるので復帰は近いのかな。(来季も)1年間、けがをせず、グラウンドに立ち続けることが目標」と力を込めた。1億円プレーヤーに仲間入りし、来季も選手会長として連覇をけん引する。(小畑大悟) 【#OTTOホークス情報】