7月「芒種」のころに「食べるとよい4つのもの」って?まさか、その組み合わせとは【田野岡メソッド・二十四節気のかんたん養生】
夏場は「蒸し」「ゆで」をどんどん使っていくべき季節
梅雨の時期は身体の中が湿に満ちてしまうので、脾の機能が働きにくい季節です。脾を思いやるには… ①湿を取り除いてあげること、②脾に負担をかけないこと。 ②は調理法で行いましょう。脾に負担となってしまうのは「油料理」なので、「蒸す・ゆでる」の油を使わない調理法がおススメです。とうもろこしなどの野菜を蒸したり、鶏肉などの蒸し肉料理、シュウマイ・小籠包などで、油を使わないのがおススメ料理です。 では、油料理はいつ食べるのか?薬膳の世界では冬の寒い時に「身体に熱を入れる」目的で調理を行います。この話は、また寒くなったらさせていただきますね。 蒸し・ゆでは油を使わないので、脾に優しい調理です。豆腐には体を冷ます働きがあり、湯豆腐にしても冷ましてしまうのです。 シュウマイではなく、蒸し餃子でも良いですね。梅雨の時期には、しそ・しょうが・梅の実・とうもろこしの4種の組合せが抜群におススメです。「シュウマイの形にする時間がない…」という方は、ハンバーグでも良いので、4種の組合せをお試しいただけますと嬉しいです。 さて、6月20日で芒種が終わり、季節はもう夏。次は“夏至”のお話です。 【編集部より】残席わずか!田野岡さんの薬膳茶づくりワークショップを開催します! お茶を飲むだけで自分の身体のコンディションがわかる「お茶診断」にプラスして、自分の弱点を補う薬膳茶ブレンドを作るワークショップです。疑問に思っていることをまとめて田野岡さんに聞いてみて! <日時> 6月26日(水) ■14:30の部 14:30~16:00 ■19:00の部 19:00~20:30 各20席限定(先着順) 詳しくはオトナサローネTOPページのリンクから申し込みページをご覧ください!
再春館製薬所 田野岡亮太