伊藤洋輝に続き主将アントンも流出か…今季2位シュトゥットガルトがライバルクラブの草刈り場に
シュトゥットガルトはバイエルン・ミュンヘン移籍の伊藤洋輝に続く、さらなるDF陣の主力メンバーを失うかもしれない。ドイツ誌『キッカー』によれば、主将のワルデマー・アントンも今夏に移籍することを決心したという。 昨夏に遠藤航がリヴァプールへ赴き、キャプテンマークを引き継いだ現在27歳のアントン。伊藤らとともに守備ラインを支えるセンターバックはエースFWのセル―・ギラシやデニズ・ウンダフ、クリス・フューリヒらとともにシュトゥットガルトの快進撃に貢献し、ドイツ代表にも選ばれるようになった。 そんなアントンだが、今春に2027年までに延長したばかりのクラブとの契約には2200万ユーロ(約37億3000万円)と見られる設定額の解除条項が盛り込まれているとのこと。そして、ボルシア・ドルトムントとレヴァークーゼンがそれを利用して獲得に動いているという。 『キッカー』によると、アントンはすでにシュトゥットガルト退団を決心。新天地はマッツ・フンメルスが抜けたドルトムント、ヨシップ・スタニシッチがバイエルンに復帰し、ヨナタン・ターも同クラブに移籍するかもしれないレヴァークーゼンの二択で検討中とされる。 なおシュトゥットガルトはギラシやフューリヒ、MFエンゾ・ミローとの契約にもそれぞれ解除条項が付帯。一方で、ブライトンからレンタルで加わっているウンダフにおいては買い取りオプションを確保しているが、ブライトンは買い戻しオプションを行使する意向のため、クラブ間の交渉が停滞していると伝えられている。