「常にご一緒したいな、と思っています」…黒木華の独立を後押ししたのは”あの演技派女優”!?
新たな年度を迎えて俳優の佐々木蔵之介(56)、佐藤隆太(44)、田中哲司(58)、女優の多部美華子(35)、酒井若菜(43)、臼田あさ美(39)ら名だたる俳優陣の〝退社ラッシュ〟が巻き起こっている。そんな中、黒木華(34)も3月29日、3月いっぱいで所属事務所『パパドゥ』を退社し独立することを発表した。 【ドラマだったら〝禁断の関係〟】すごい……黒木華『光る君へ』共演俳優との2ショット‼ 黒木は《京都の大学生だった私にデビューから約13年の間、多くの経験と学びの場を与えてくださり、数々の素敵な作品に携わらせていただきましたこと、心から感謝しております》と古巣への感謝の思いをコメントしている。 黒木の古巣である『パパドゥ』は、’11年に長年所属していた女優の松たか子(46)、’21年に永山瑛太(41)が退社。2人は現在も第一線で活躍しているが、黒木も離れてしまうこととなった。今回、彼女が大きな決断をした背景にはある先輩女優の存在があったという。 「大阪生まれの黒木さんは、高校時代は名門演劇部のエースとして活躍し、大学ではさらに本格的に演技を学びました。大学在学中に演出家の野田秀樹さん(68)のワークショップで見出され’10年にNODA・MAPの舞台で女優デビューを果たしました。 その後は故・蜷川幸雄さんの舞台などでも活躍し、演劇界で注目の新人に。’12年度後期のNHK連続テレビ小説『純と愛』に夏菜(34)演じるヒロインの同期社員役でテレビドラマ初出演を果たしましたが、そこでその後、自身の人生に大きく影響を与える先輩女優と出会うことになります」(映画業界関係者) その女優こそ、当時はまだいまほどの知名度ではなかった女優の吉田羊(年齢非公表)だった。ニュースサイト『ORICON NEWS』の昨年1月の2人のインタビュー記事で吉田が語ったところによると『純と愛』ではほとんど共演シーンがなかったものの、連絡先を交換したのだという。 その後、黒木は’14年公開の『小さいおうち』で山田洋次監督作品に初出演。同作での演技により日本人女優では4人目の快挙となる『第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)』を受賞した。その際に《「おめでとう」とメールをして、「今度、ご飯行きましょう」とお誘いをして、それからですね、時々、飲みに行くようになったのは》(吉田)と仲良くなったきっかけを明かしていた。 一方の黒木も吉田の存在について《お姉さまではあるのですが、飾らない感じがたまらなく心地よくて、気の置けない友達であり、ちょっと身内感がありますね》と、同インタビューで語っている。また、昨年1月に公開された竹野内豊(53)主演の映画『イチケイのカラス』で、2人は初めて本格的に共演している。その際にも黒木は『羊さんとは常にご一緒したいな、と思っています』とコメントしていた。 「プライベートでは常に一緒にいるようで、〝中目黒デート〟をスクープされたこともありました。黒木さんは『イチケイのカラス』の撮影あたりから、かなり真剣に独立について吉田さんに相談していたようです。 吉田さんはブレイク以前から所属していた事務所で、女性マネジャーと二人三脚でやっていましたが、何らかの原因で決別し、吉田さんは’18年末で退社。現在、個人事務所で活動しています。そんなたくましい生き方をしている吉田さんだけに、黒木さんは独立後の不安要素などもいろいろ聞いており、それが解消された時点で退社&独立を決断したそうです」(テレビ局関係者) 黒木には5月3日に公開を控える映画『青春18×2 君へと続く道』など、今後の出演作品がいくつか明らかになっているが、これらは古巣時代にオファーのあった仕事。すでに女優としての実力・地位は申し分のない黒木本人が独立後の初仕事にどんな作品を選ぶのかが注目される。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://twitter.com/FRIDAY_twit
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