最近「ノースフェイス」のダウンがはやっていますが、高くて手が出ません。アウターにかける金額は平均でどの程度なのでしょうか?
はやり廃りのサイクルが早い世の中ですが、流行するものが必ずしも安価であるとは限りません。衣類に関してはブランドものがはやることもあり、一般の人の収入では高くて手が出せないケースも少なくないでしょう。ノースフェイスのダウンジャケットなども、その類いです。今回は、一般的な人がアウターにかける平均金額を紹介しながら、高級ブランドのアウターについても考えてみましょう。
アウターにかける平均金額は?
株式会社ベルーナでは、アウターに関するアンケートを実施し、その結果をまとめています。2022年のアンケート結果によると、コートやジャケットなど冬のアウターを2~3着で着まわしている人が全体の57.0%と最多でした。つづいて多かったのが28.5%で、4~5着となっています。 持っているアウターの平均価格を尋ねたところ、もっとも多くを占めたのは5000~1万円で、46.2%でした。24.6%は2000~5000円、22.3%は1~3万円と回答しています。楽天インサイト株式会社が2019年に実施した「ファッションに関する調査」の結果もみてみましょう。これによると、アウターの購入平均金額は約1万5000円でした。やはり、アウターといえども高額な商品に手を出している人は、あまり多くないといえます。 ストリートファッションが好きな人などを中心に流行しているノースフェイスのダウンジャケットですが、6~7万円台の商品も少なくありません。一般的な収入の人では、なかなか手が出ないのも仕方がないでしょう。
高いアウターを持っておくメリット
アンケート調査によってもデータは異なりますが、アウターにかける金額は1万円前後が相場といえるでしょう。しかし、高いアウターの所有にはメリットもあります。すべてのアウターを高級ブランドでそろえる必要はないものの、1着くらいは持っておいても損はありません。ここでは、高いアウターを購入するメリットを紹介します。 ・機能性に優れたものが多い 高級ブランドは、そのネームバリューにより高価格帯となっているケースもあるものの、それでも安価な商品よりは機能性やデザイン性に優れたものが多い傾向があります。アウターは寒さをしのぐためには欠かせないアイテムです。1着持っていれば真冬でも耐えられ、かつ着心地のよさを体感できる可能性が高いでしょう。 ・自信が持てる 高いアウターは、しばしば自信を持たせてくれます。自信は表情や姿勢をよくする効果もあるため、大事な場面で着用するために1着用意しておくのもよいでしょう。周囲の人にも好印象を与えられる可能性が高まります。