福島大学で研究費不正使用 教授が懲戒処分(福島)
福島放送
2023年、教員による研究費の不正使用が明らかになった福島大学で、別の教員もカラ出張などの不正を繰り返していたことが分かりました。 福島大学によりますと、共生システム理工学類の川﨑興太教授は、2017年度から2023年度にかけて、いわゆる「カラ出張」を繰り返すなどして、合わせて20件で約40万円を不正に請求し、私的に流用していました。 去年明らかになった別の教員による「カラ出張」を受けて、内部監査を進めていたところ、川﨑教授の出張の事実が確認できない支出があり、本人が不正を認めたということです。 川﨑教授は24日付けで、停職9カ月の懲戒処分を受けました。