辻希美「人生初!? 中2長男が勉強に焦りを感じて…」“伸びしろを大事にした声がけ”とは?
子どもが自分の伸びしろを信じられるような声がけを
人生初?! 長男が周囲の友だちと比べて勉強が足りていないことに焦り始めている今が、勉強に真剣に向き合わせるチャンスなのかもしれません。これまでは、私がいくら「そろそろ本気で勉強を……」と言ったところで完全スルー。普段からもそうだし、夏休みの宿題をやる気にさせるのもとにかく大変。 毎日毎日、子どもたちに「宿題やったの!?」を連発している私のほうのストレスが大きくてバテぎみになる始末で、そんなこんなで、長年かけてあの手この手を使ってきた結果、「しっかり向き合って話をして、やる気を出させるのが一番」、という方法に辿り着きました。 たとえば、新しい知識を覚えられないことに対して、「ママならこういう覚え方が得意」「パパはこうやっていたよ」と体験談にさりげなくアドバイスを込めて伝えつつ、「あなたは、どういう覚え方をしているの?」と聞きながら、なにに苦手意識を持っているのか探ったりしています。そういう話の中から、どうやったら苦手なことを得意に変えられるのか、その答えに導いてあげられればいいなと。 テストの間違いにネガティブな意見を言わないようにもしています。たとえば、テストの結果をおさらいしていて、「やっぱりあの問題、出たじゃない。覚えなかったあなたが悪い」というより、「あの問題、やっぱり出たか~。覚えてたら点数アップできたね~」とダメ出しは避け、「二時間しか勉強しなかったのにこの点数なら、一週間前からやったら、すごい高得点だったんじゃない?」と次の可能性を感じさせるようにしたり。 今ある子どもの努力を否定するのではなく、まだまだ“伸びしろ”があるということを理解させてやる気を出すことのほうが、次回にもつながるような気がしています。重い空気にしないようにしているためか、わが家の場合、子どもたちがテストや成績表を出すのを嫌がるようなそぶりを見せたことはありません。 な~んて、穏やかなママを装っていますが、夏休みもそろそろ終盤! もうしばらくしたら、宿題をやってない子どもたちにカミナリを落としまくる日々が始まる予感しかしません。夏休みは、旅行などに行けて楽しみがいっぱいありますが、親は宿題をやるように促したり、お昼を毎日用意したり、と大変なこともたくさん。世のママさん、パパさん、夏休みもあと半月ちょっと、みなさん、一緒にがんばりましょう!
【PROFILE】辻希美(つじ・のぞみ)
1987年6月17日生まれ。東京都出身。2000年、モーニング娘。の第4期メンバーとして選ばれ、デビュー。2004年に同グループを卒業してからも、数多くのバラエティ番組に出演。2007年に結婚し、出産・育児の為、休業。現在4児の母親として育児の傍ら、 TV・イベントに出演のほかアメブロ&インスタを日々更新中!
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