小池氏の政治塾に応募「4000人超」 若狭氏は新党参加「今の時点ではない」
東京都の小池百合子知事は23日、10月30日に開講する自身の政治塾「希望の塾」の参加者が4000人を超える見込みであることを明らかにした。 【中継録画】衆院東京10区補選 当選の若狭勝氏が会見
23日の衆院東京10区補選で当選した若狭勝氏の事務所に駆けつけた小池氏は、政治塾について「ツイッターとフェイスブックだけ」での周知だが、「政治を学びたいという人が東京のみならず全国から手を上げている。真に学びの場として政治にかかわっていく方を増やしていくことが、政治の質の向上につながる」と語った。 希望の塾のホームページには、「熱意だけで改革を推し進めることはできません。改革には緻密な政策や知識、そして何より、ともに実現に向かう同志が必要になります」「これまでに見たことのない政治、東京大改革に向けて、ともに歩みを進めて参りましょう」といった小池氏のあいさつが掲載されている。 小池氏の政治塾が「小池新党」につながるとの見方もあるが、21日の知事定例会見では「学びの場として作った。それ以上でも以下でもない」と述べている。 23日の当選会見後、小池新党への意向を報道陣から問われた若狭氏は、「新党を小池さんが立ち上げるかは今の時点では分からない」とした上で、「自民党公認として当選した。仮に新党が作られたとしても参加するという気持ちは今のところはない」と答えた。ただ「5か月前に(東京)10区の衆院議員になるとは夢にも思ってなかった。夢にも思ってなかった事が起こるのが政治。なかなか見通しは申し上げにくい」とも語った。 (撮影:山本宏樹/deltaphoto)