能登半島地震 “二次避難先”金沢市と被災地を結ぶ無料バス再開 石川
日テレNEWS NNN
能登半島地震の被災地、石川県では、被害が深刻な奥能登と二次避難先などとなっている金沢市を結ぶ無料の臨時特急バスの運行が25日、一部の路線で再開しました。輪島市役所前から中継です。 バスの発着場所となっている輪島市役所前です。地震から25日目で「地域の足」が動き出しました。 運行を再開したのは珠洲市、輪島市、能登町などと金沢駅を結ぶ3つの路線です。バスは臨時のダイヤで合わせて1日4往復が運行します。乗車は被災者とその親族が優先で運賃はおよそ1か月間、無料にするということです。 北陸鉄道・宮岸武司社長「1日も早く復興の役に立てるということ、少しずつでも日常に近づくことを感じられる。非常に大事なことだと思っている」 輪島市役所からはこの後、25日正午に金沢行きのバスが出発します。「地域の足」が復活し、元の生活を取り戻すための歩みが続いています。