結婚を公表したテレ東・田中瞳アナ「『モヤさま』で私は“丸裸”にされてしまうんです」…高校時代に殻を破ろうとして…初エッセイ本でも明かされる、恥ずかしエピソード
青春を過ごした学生時代。「高校入学後、少々奔放に……」
――田中さんは幼少期、どんな子どもだったのでしょう? あまり泣かず、おとなしい子どもだったみたいです。 成長してから親に聞いてみたところ、先生が日誌に「お友だちと戯れずに、1人で窓の外を見ていて、ちょっとだけ心配です」と書いていたようで(笑)。群れの中に入っていくのは、今でも得意ではないのですが。 ――学生時代も、おとなしいタイプだったんでしょうか? 中学生のときは、クラスの学級委員を担当しましたね。ただ、それもちょっと不純な動機で、小学校のときからずっと好きだった男の子がやると言ったから、私も手を上げただけなんです(笑)。 あと吹奏楽部に入部して音楽に打ち込んだりしましたが、基本的には静かで真面目な生徒だったと思います。ただ、高校に入学してから、少々奔放に…。 ――素行が悪かったとか……? いえいえ、全然そんなことはなくて! 私が通っていた高校は、そこまで校則が厳しいほうではなかったんです。 だから、思い切ってスカートを短く履いてみるとか、そういうことで1枚ずつ殻を破ろうとしていましたね。ただ根が真面目だから全然破りきれない、みたいな(笑)。 でも、いま高校時代を振り返ると、本当に青春映画のような日々を過ごしていたなぁと思います。 ――エッセイでは、当時のエピソードとして「誰がどれだけ面白いことするか競い合っていた」と書かれていましたね。 高校時代は、私を含めた女子4人組でよく遊んでいたんですが、普段からまともな会話をしていなかった気がします。 誰かがふざけたら、別の子がそれを超えようとさらにふざける、みたいな。だから休み時間とか、もうずっと笑って過ごしていましたね。 ――その経験が、今のお仕事にも活かされていそうですね。 そうですね。最初は意識していなかったのですが、たとえば「モヤモヤさまぁ~ず2」(以下、モヤさま)を担当する中で、本当にいろいろな方面から「なんで躊躇がないの?」と言われることが多くて。 改めて理由を考えてみると、やっぱり高校時代に友人たちと過ごした毎日が源泉になっているのかな、と。 中学生のときの私のままだったら、たぶん今みたいには自分を表現できていないと思います。