【おっさんずラブ】春田(田中圭)が続編でもやっぱり可愛すぎ!文句が文句に聞こえない“愛され力”を分析してみた
1月5日にスタートした『おっさんずラブ-リターンズ-』(テレビ朝日系)が面白すぎる! ということで、今回は田中圭さん演じる春田が愛される理由を3つのポイントに分けて考えてみました。文句を言う時の口調や、相手にものを渡す時の仕草など……参考になるところが満載です! 【動画】続編でまさかの“渡鬼”化!牧(林遣都)と黒澤(吉田鋼太郎)の嫁姑バトルが最高すぎる『おっさんずラブ-リターンズ-』2話予告
(1)喜びは全力で表現する まるで大型犬のように
シンガポール勤務から帰ってきた牧(林遣都)をお迎えに行った時の春田、さすがに可愛すぎやしませんでしたか? 「まきぃ~!」と言いながら牧に飛びついている姿、大型犬のようで尊かった……。春田のお尻に、あるはずがない尻尾が見えましたもん。何を考えているか分からないミステリアスな人って好奇心をくすぐられるけど、ずっと一緒にいると疲れちゃう。春田のように、愛情表現で不安にさせることがない人って素敵ですよね。 また、牧からプレゼントをもらった時の対応も勉強になります。まず、「はい」と袋を渡された瞬間から、「えええ、なになになに。まじで!?」とオーバーすぎるリアクション。そして、袋を開ける時も「なになになに」とウキウキしている様子を全力で表現する。中にマフラーが入っていると分かったら、「やっべ! 超うれしい!」と喜びを伝えて、「超あったけー!」からの上目遣い。これは、牧も“あげてよかったなぁ”って思うだろうな。プレゼントをあげて、こんなに喜んでくれたら嬉しいだろうなぁとほっこりしました。 牧に「初詣行きましょう」と誘われた時に、「今から? 行く行く行く行く行く!」とうれしそうにぴょんぴょんしていたのも可愛すぎました。こんなに喜んでもらえるのなら、毎日連れて行ってあげたくなっちゃう……。
(2)文句を言う時こそ口調を可愛く! おねだりにすり替える
さらに、春田がすごいのは文句が文句に聞こえないところ。「時間は作るもんだろ!」なんて言われたら、普通はイラッとしますよね。でも、春田が言うとなぜか愛らしく見える。なんなら、牧に甘えているのかな? と思えてくる。それは、おそらく言い方の問題だと思うんです。 まず、春田は文句を言う時にこそ声色をワントーン上げています。さらに、口をとがらせて“今、文句言ってますよ”と全力でアピールしている。「怒ってないし」とか言っておきながら、実はめちゃくちゃ怒っている“察して”タイプより、分かりやすくていいですよね。 そして、いちばんのポイントは、語尾に小さい母音をつけていること。たとえば、「ご飯いらないならさ、連絡くらいしてよ」とキツめの口調で言ったら、喧嘩になる可能性が出てきます。でも、春田は「ご飯いらないならさ“ぁ”、連絡くらいしてよ“ぉ”」と甘えた感じで文句を言う。そうすることで、文句というよりおねだりのように聞こえてくるんです。