あと5cm身長が欲しい!足が地面にとどきにくい人にはどんなバイクがオススメ?
足つき?重量?小柄ライダーのバイク選びで重要になるポイントとは
小柄なライダーにとって、バイク選びは大変。背の高い人が乗ると小さく見えるバイクも、自分にとっては非常に大きく感じられます。免許を取る際、教習車の取り回しに苦労した経験のある人も多いのではないでしょうか。 【画像】「え…!」 これなら乗れる! バイク選びで重要になるポイントを画像で見る(10枚) 現在、ほとんどの教習所で普通二輪の教習車として使われているホンダ「CB400 スーパーフォア(教習車使用)」の車重は207kgと比較的重く、卒業後はもっと安心して乗れるバイクを購入したいと考えている人もいるかもしれません。 では、小柄なライダーが安心してライディングを楽しむためには、どのようなバイクを選ぶとよいのでしょうか。
小柄なライダーでも乗りやすいカテゴリとして、もっとも有名なのがアメリカン。 別名クルーザーとも呼ばれ、ホンダ「レブル250」やカワサキ「エリミネーター」のように、前後に長く重心の低いシルエットが特徴です。 足つきの良さは全てのカテゴリの中でも一番。多くのバイクのシート高が800mm前後である中、レブル250のシート高は690mm、エリミネーターのシート高は735mmと圧倒的な低さを誇っています。 反対に、小柄なライダーにはあまり勧められることのないカテゴリも存在します。それはオフロードやアドベンチャー等、未舗装路でも走れるコンセプトのバイク。代表例はスズキ「Vストローム 250SX」ホンダ「CRF250L」です。 これらのバイクの特徴は、未舗装路での走破性能を高めるため、最低地上高が高く設定されていること。最低地上高が高くなっていることに伴い、必然的にシート高も高くなってしまいます。 例えばVストローム 250SXのシート高は835mm、CRF250Lのシート高は830mmとなっており、多くのバイクの平均よりも高めです。
もちろん、オフロードやアドベンチャーに乗ってアウトドアを楽しみたいという小柄なライダーも多いでしょう。アドベンチャーバイクの中でもシート高が高くないモデルを選ぶと安全に乗れるかもしれません。例えばアドベンチャーバイクであるホンダ「400X」のシート高は800mmと、アドベンチャーバイクの中では低めになっています。 なお、400Xの後継車種「NX400L」は、「CB400 SUPER FOUR」の生産終了に伴い、新たに教習車として採用されることが予定されています。 ちなみに、ホンダ「CB400 SUPER FOUR」のシート高は750mmと、一般的なバイクよりもかなり低めに設定されています。教習車でも足つきがかなり厳しいと感じた場合、アメリカンを選ぶとよいでしょう。