ペップ、出場機会減少のグリーリッシュに“愛のムチ”「トレブルを達成したジャックを求めている」
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、同クラブに所属するイングランド代表MFジャック・グリーリッシュについて言及した。6日、イギリス紙『デイリー・メール』がコメントを伝えている。 現在29歳のグリーリッシュは6歳でアストン・ヴィラのアカデミーに入団し、ユースチームを経て2011年に16歳でトップチームへと昇格した。レンタル先のノッツ・カウンティで結果を残し、2014-15シーズンにアストン・ヴィラへ復帰。中心選手としての活躍を経て、2021年8月にマンチェスター・シティへの完全移籍を決断した。新天地でも加入初年度から定位置を確保したが、昨シーズンからプレータイムが減少。在籍4年目の今シーズンは、ここまで公式戦19試合出場ノーゴールと苦難の時を過ごしている。 昨季に前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成したマンチェスター・シティ。今季は10月下旬より急激に成績を落とし始めていたものの、4日に行われたウェストハム戦での勝利により約2カ月ぶり連勝を達成した。復調の兆しを見せる同クラブで輝きを放つのが、ブラジル代表FWサヴィーニョだ。グリーリッシュと同じ左サイドを本職とするアタッカーは、直近2試合で1ゴール3アシストをマーク中である。 グリーリッシュの現状について問われたグアルディオラ監督は、「彼は自分自身を見るのと同じくらい、競争相手も見るだろう。彼は自分自身と競争しなければならない」と述べつつ、「サヴィーニョはジャックよりもコンディションが良く、あらゆる面で優れている。だから私はサヴィーニョを起用したのだ」と両選手を比較した。 また、「私はトレブル(三冠)を達成したジャックを求めている。それを望んでいる」とコメント。「でも、そのためには自分に正直でいようと思っている」と率直な意見を語ると強調しながら、「彼らは戦わなければならない。『不公平だ』と言うこともできる。そう思うのならそれでもいい。しかし、『僕はサヴィーニョと戦うつもりだ、そのポジションでプレーする資格がある」と証明しなければならない。毎日、毎週、毎月ね」と2名による競争を促している。
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