ニューカレドニアの混乱続く、北部の銃撃戦で1人死亡 死者6人に 首都では爆発音も
南太平洋の仏領ニューカレドニアで先週発生した暴動で、18日までに住民と警察官ら6人が死亡した。 首都ヌメアではこの日も車や商店が焼き討ちにあったほか、道路にはバリケードが設置された。空港の閉鎖も続いている。また市内で爆発音も聞かれた。 暴動の発端は、フランス系住民の投票権を拡大する憲法改正案で、改正により先住民カナクの発言権が低下するとの懸念が強まった。 仏警察によると18日、北部のカアラ・ゴメヌで銃撃戦があり、1人が死亡、2人が重傷を負ったという。