目指せ「鼻の捜査官」 県警の嘱託警察犬審査に18頭
県警の嘱託警察犬審査会は30日、かないわ海浜広場で行われ、指導手14人と18頭が「鼻の捜査官」を目指して、臭いを嗅ぎ分ける「臭気選別」などの4種目に臨んだ。最高賞の知事賞には西村外茂次さんが指導するクレア・フォン・キューナー・ヘルトが選ばれた。 出場犬は足跡を追いかける「足跡追及」や、指導手の指示に従ったり、障害を飛び越えたりする「服従」などで嗅覚や察知能力を示した。審査会にはシェパードやラブラドルレトリバーに加え、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の愛犬「デコピン」でおなじみのコーイケルホンディエなどが参加した。成績優秀犬の中から来年度の警察犬を選ぶ。成績は次の通り。 ◇総合成績優秀▽警察本部長賞 オルト・オブ・イースト・マウンテン(東山勲)▽刑事部長賞 ディステル・オブ・スピリット・トム(江尻圭子)◇科目別優秀▽服従 アッシュ・フォン・デァ・グロース・リーベ(薮中美智代)▽臭気選別 レオ・トップランド・ジェイピー・リブレ(小寺千鶴)▽足跡追及・捜索 マルカ・フォン・シコク・イシヅチソウ(中村真澄)