センバツ21世紀枠 県推薦校に大分豊府 文武両道など評価 /大分
県高校野球連盟は11日、来春の第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の21世紀枠の推薦校に県立大分豊府高校(大分市)を選んだと発表した。練習時間の制約があるものの、密度の高い練習を続け、文武両道を実践していることなどを評価した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 学業と部活の両立を掲げる同校は、開校時の1986年に野球部を創設。平日の練習は約2時間と限られているが、ライン引きなどの準備を昼休みにするなどして「密度の高さ」を確保してきた。 春夏ともに甲子園の出場経験はないが、8~9月の第146回県高校野球選手権大会では4強入り、第2シードとして出場した第155回九州地区高校野球大会県予選で8強入りを果たした。 大会は2025年3月18日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕。21世紀枠は今後、九州、沖縄各県の推薦校の中から九州地区の候補として1校に絞られ、同1月24日の選考委員会で出場2校が選出される。【山口泰輝】