将来は「枝豆せんべい」開発⁉ 町の特産品目指し 児童が枝豆の種まき【長野・池田町】
池田町の小学生が枝豆の種まきに挑戦しました。将来的に、町の特産品にしたいと意気込んでいます。 「よしそれでもう一回土で埋める」 枝豆の種まきをしたのは、池田町の池田小学校の5年生と会染小学校の2年生です。 地元農家や町の職員などに教わりながら、4種類の種を一粒一粒土の中に埋めていきます。 ■児童 「楽しい。食べてみたい」 池田町は、水田が豊富で米が農産物の柱です。町では人口の減少や高齢化が課題となっていて、できるだけ手をかけずに栽培でき、転作がしやすい「枝豆」を町の特産品にしたいと考えています。 ■池田町・矢口稔町長 「池田町について愛着を持ってもらいたいという意味を込めて今回小学生にお願いした。地産地消もそうだし、輸送コストをかけずに自分の所で自分の物を食べるのが、一番理想の形なのでそういった所のモデルケースになれば非常にありがたい。すぐには結果は出ないかもしれないけど、5年、10年先に子どもたちが大人になるまでには、何らかの形になればと思っている」 オリジナル商品を考えている子どもも。 ■児童 「枝豆せんべい。潰して枝豆をそれをしょうゆで塗って海苔で巻く」 今後は、町内の食品会社などの協力も得て、商品化を目指します。