アマゾン、新「Echo Show 15」発売 Fire TV搭載でテレビ的に使える
Amazonは、スマートホーム連携を強化し、Fire TV機能も搭載した「Echo Show 15(第2世代)」を11月21日から発売する。価格は47,980円で、Alexa対応音声認識リモコンが同梱される。専用のプレミアム角度調整機能付きスタンドも12,980円で販売する。 【この記事に関する別の画像を見る】 スマートディスプレイやスマートホームの“ハブ”として展開している、Echo Showシリーズだが、Echo Show 15(第2世代)は、動画配信サービスを直接再生できる「Fire TV」機能を搭載する。 第1世代でもアップデートでFire TVに対応していたが、第2世代では、対応リモコンも付属。Prime Video、Netflix、YouTube、U-NEXT、TVerなどの動画再生操作を行なえ、15型の画面を活かしたエンターテインメント体験が可能になる。テレビ放送のチューナは搭載しない。 Echo Show 15(第1世代)のユーザーは、他のEcho Showデバイスの利用者より、毎月7倍動画再生しており、動画ディスプレイとして活用されていたことから、第2世代ではFire TV対応を強化。動画や音楽などのエンターテインメントをより楽しみやすくした。 ディスプレイサイズは15.6型で、解像度は1,920×1,080ドットのフルHD。プロセッサは、オクタコアSoCで、Amazon AZ2 ニューラルネットワークエンジンも搭載する。 オーディオも強化し、音声はよりクリアで、より迫力ある低音再生に対応。カメラは、3.3倍ズームに対応する13メガピクセルの自動フレーミング機能つきで、本体上部中央に配置。広視野角で撮影範囲は第1世代に比べ2倍以上に拡大している。ノイズ低減技術を搭載し、ビデオ通話や外出先から家族やペットの様子を確認する際の使い勝手も向上。内蔵カメラを覆うためのカメラカバーも備えている。 無線LANは、Wi-Fi 6Eに対応。Thread、Zigbeeをサポートするほか、Matterコントローラーとしても機能し、スマートホーム製品との連携を強化している。 スマートディスプレイとして、家族のスケジュールを管理に対応し、好みのウィジェットを使用して、やることリストやカレンダー、買い物リスト、Fire TV機能、音楽、スマートホームのお気に入り、天気などをホーム画面に表示できる。 また、リビングのFire TV Stickで観ていたPrime Videoの映画の続きを、キッチンに設置したEcho Show 15(第2世代)でダッシュボードをタップして見るなどの連携にも対応する。Alexaも搭載し、照明、セキュリティカメラ、スマートプラグ、エアコンなどの対応するスマートホーム製品を音声で操作可能。 外形寸法は、408×36×257mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.3kg。VESAマウント対応で壁掛けに対応する。Alexa対応音声認識リモコンが付属する。 【訂正】Echo Show 15(第1世代)でもFire TV機能に対応していた旨を追記し、文章を修正
Impress Watch,臼田勤哉