【23/24シーズンが移籍1年目の、サッカー日本代表・欧州組「通信簿」(2)】苦悩の時期を強いられた鎌田大地、上田綺世、中村敬斗。パリ世代の“ダブル鈴木”は来季が勝負か
遠藤航(リバプール)や小川航基(NECナイメンヘン)が躍進を遂げる一方で、苦しんだ選手もいる。その筆頭がラツィオで1シーズンを過ごした鎌田大地だろう。 ■【画像】「アイドル並み」「圧倒的に顔が良い」と話題の、サッカー日本代表の“爽やか2選手”の練習姿■ ご存じの通り、通算5シーズン過ごしたフランクフルトを契約満了で退団。21-22シーズン・EL制覇の原動力となるなど、目覚ましい成果を残した男がフリートラスファーで出るとなれば、獲得意思を示すクラブが次々と出現するのは当然だ。1年前の時点ではACミラン行きが確実視されたが、クラブ側の事情で破談。最終的にシーズン開幕直前にラツィオに赴くことに決まった。 稀代の戦術家として知られるマウリツィオ・サッリ監督の下で欧州CLに参戦できるのはいい環境だと思われたが、ルイス・アルベルトとの定位置争いを強いられ羽目に陥った。 「今はルイス・アルベルトか僕っていうふうな感じになってるし、分としてはそのポジション争いで勝つことが一番難しいタスクかなと思っている。目に見える結果を残していくことが大事」と昨年11月にも苦渋の表情を浮かべた。彼は困難な環境に身を投じ、そこから抜け出すために必死になっていたのだ。
■指揮官交代で状況一変
それが今年3月までで続いたが、指揮官がイゴール・トゥドール監督に代わると状況は一変。鎌田は一気に攻撃の主軸と位置づけられ、高い技術や創造性を発揮し始める。 「ラツィオ自体がイタリアのサッカーで、インテンシティや負荷をかける選手があまりいなかったんで、監督の求めている選手像と自分が当てはまった」と本人も語っていたが、自身を信頼してくれる指導者と出会えたことで鎌田はようやく希望を見出したのだ。 けれども、結局、ラツィオとは条件面で話し合いが決裂し、1年で退団することが決まった。新天地と目されるクリスタルパレスにはフランクフルト時代の恩師、オリヴァー・グラスナー監督がいて、トゥドール監督同様に鎌田に信頼を寄せてくれるはず。「選手は監督次第」ということを痛感した彼にしてみればいい環境なのは間違いない。あとは今季の経験をどう生かすかだろう。
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