奈良・竜神祀る神社のそばでホタル舞う 見物人ら喜びの笑顔
星空のもと、ホタルの舞を楽しむ──。奈良県宇陀市にある龍穴(りゅうけつ)神社付近の室生川でホタルが飛んでおり、多くの見物人が訪れている。 【拡大写真付き】大阪・河内長野でホタルの舞 見物人「クリスマスツリーみたい」
宇陀市観光サイトによると、同神社は、近くにある「室生寺」よりも古い歴史をもっており、水の神「龍神」を祀っているという。神社近くでは、ホタル鑑賞者用の駐車場が用意されており、山に囲まれ星空もきれいにみえる。また、神社近くでは、野生の子ジカも歩いていた。その神社近くを流れる室生川では、13日も日暮れとともに暗くなると、ほのかな輝きを放ちながら、ホタルがゆっくりと舞い始めた。 同日夜も、多くの家族連れが見に来ては、子どもたちから「飛んでるよー」と弾むようなウキウキした声が聞かれる。同市内から孫と来たという60代の男性は「ちょっと今日は少ないかな。少し寒いような気もする」と話す。 気象庁によると、同日午後9時台の同市の気温は15.6度となっており、鑑賞していた女性は「けっこう寒いね。けど、広いからのびのび飛んでる感じがして来てよかった」と笑顔で話していた。