【ロッテ】防御率0・73の鈴木がベンチ外だった理由…吉井監督「先のある選手なので。3連投させて故障させるわけにはいかない」
◇14日 「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ第3戦 日本ハム5―2ロッテ(エスコンフィールド北海道) ロッテは2試合連続で逆転負けを喫し、2年連続のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ進出を逃した。 2回に友杉のセーフティースクイズと荻野の中犠飛で2点を先制したものの、先発の種市が3回に四球と捕逸でビンチを広げ、清宮に右前への2点適時打を浴びて同点に追いつかれた。6回を終えた時点での球数が88だった種市は7回も続投したが、2四球などで2死一、二塁のピンチを迎えた。ここで水野に対して投げた109球目、この日最速153キロの直球を打ち返され、前進守備を敷いていた右中間を破る勝ち越しの2点適時三塁打を許した。 この日は第1戦で9回にワンポイントリリーフで起用されて無失点、第2戦は8回の1イニングを無失点だった中継ぎ左腕の鈴木がベンチ入りメンバーに名を連ねなかった。レギュラーシーズンでは51試合に登板して防御率0・73だった鈴木をベンチ入りさせなかった理由を聞かれた吉井監督は「(何かアクシデント?)いや、何にもないです。彼も先のある選手なので。3連投させて故障させるわけにはいかないし。今日はベンチにいても、出番はなかったんで。それなら違う選手を入れた方がいいと思って外しました」と説明。7回まで種市を続投させた場面については「ランナーいる場面で出すリリーバーが今日はちょっと。へばりかけた種市とブルペンと。ゲーム(間隔)の空いている子がたくさんいたんで。これは種市の方がいいと判断したんですけども。最後、ちょっと力んでいましたね」と話した。
中日スポーツ