FC東京ディエゴオリベイラ「まだチャンスはある」初戦は広島に1―2敗戦もアウェーでの巻き返し誓う
◆YBCルヴァン杯▽プレーオフラウンド第1戦 FC東京―広島(5日・味の素スタジアム) FC東京がホームで広島と対戦し、1―2で敗れた。 先手を取ったのは広島だった。前半10分に右サイドからのクロスをFW加藤が頭で合わせて先制すると、直後には相手のパスミスからゴール前に迫ると、左サイドからのクロスをMF松本が右足で合わせて追加点。序盤で大きな2点のリードを奪った。 ホームで負けられないFC東京は前半25分にFWディエゴオリベイラが自ら獲得したPKを冷静にゴール右へ決めて1点差に迫り、その後も攻勢を強めたが、前半は1―2で折り返した。 後半に入ってもFC東京が攻め込む展開が続き、終了間際には、途中出場のFW野沢が決定機を外すなどゴールを奪うことは出来ず。日本代表にDF長友、U―23日本代表にGK野沢、DFバングーナガンデ、MF松木、荒木が招集されており、主力不在の一戦だったが、勝利をつかむことはできなかった。 初戦を落としたが、9日に広島のホームで行われる第2戦に向けて、ディエゴオリベイラは「勝てたわけではないですけど、(今日の)この1点は価値があると思います。次の試合に向けてまだチャンスはあると思う。2戦目で逆転する力を私たちは持っている。ミスを修正して、次の試合に向かっていきたい」と巻き返しを誓った。
報知新聞社