昆虫ハンター・牧田習の「子どもも大人も楽しめる昆虫本」が登場、イチオシ昆虫119種を解説
話題の昆虫ハンターが全国の虫好きに贈る、大人も子どもも楽しめる昆虫図鑑「昆虫ハンター・牧田習と親子で見つけるにほんの昆虫たち」が2024年7月1日に発売された。 【写真】昆虫ハンター・牧田習さん 本書では、世界中を飛び回り数々のメディアに出演する昆虫ハンター・牧田習さんが、日本国内で出合える昆虫の魅力や見つけ方を独自の視点も交えながらわかりやすく解説。大迫力の写真を楽しみながら、牧田さんの昆虫愛にどっぷり浸かれること間違いなしだ。 さらに親子でチャレンジできる、昆虫採集トラップの作り方も紹介。昆虫好きの子どもたちはもちろん、大人も一緒に楽しめる1冊となっている。 ■昆虫が好きすぎて新種の発表もする著者が、イチオシ昆虫119種をじっくり解説 昆虫ハンター・牧田習(まきた・しゅう)さん 1996年10月14日生まれ。兵庫県宝塚市出身。オスカープロモーション所属。幼少のころに出合ったミヤマクワガタに魅了され昆虫好きの道へ。北海道大学理学部数学科に進学したのち、現在は東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程で学ぶ。昆虫研究者としても活躍し、新種も発表している。子どもたち向けの昆虫教室などのイベントも開催し、タレント活動を通して昆虫の魅力を発信する。NHK「ダーウィンが来た!」や日本テレビ「アナザースカイ」など多数のメディアで活躍中。 本書では牧田さんが厳選した、日本国内で季節ごとに見られる昆虫119種類の特徴や魅力をじっくり解説。生息している地域や見つけられる可能性が高いスポット、さらに生息地での見つけやすさ、採集する際の難易度といった「探索レベル」も紹介している。“昆虫を見つける”ことに特化させた要素がふんだんに盛り込まれている。 昆虫の全体像がわかる写真に加え、その特徴にフォーカスした迫力満点な写真も掲載されており、見応えのあるページばかり!また、昆虫ごとにほぼ実物大のシルエットも掲載されているため、実際のサイズ感も確認できる。 さらに牧田さんが考える、登場する昆虫それぞれの“ここが愛らしい!”というポイントや、その昆虫と出合ったときのエピソードが語られている。今まで見過ごしていた、新たな昆虫の魅力に気づくヒントになるかも? ■親子でチャレンジできる4種類の虫とりトラップの作り方を紹介 昆虫解説だけではなく、昆虫を実際に探しに行くために知っておきたいことも紹介。安全に楽しく虫とりをするための服装や持ち物をはじめ、親子で作れる4種類の「虫とりトラップ」の作り方といった実践的な内容も掲載。虫とりトラップの材料はほとんどをスーパーマーケットや100円ショップでそろえられるため、子どもの自由研究などにも活用できる手軽さとなっている。 ■牧田さんの撮りおろし昆虫採集シーンも満載 牧田さんの昆虫採集時の様子もたっぷり収録。網を振るう際の真剣な表情や、昆虫を見つけたときの少年のような晴れやかな表情など、牧田さんのさまざまな瞬間を見ることができる。 今回の書籍について担当者に話を聞いてみた。 ーー今回の書籍の狙いは? 昆虫好きな小学生の男女、その保護者をメインターゲットとし、「子どもも大人も楽しめる昆虫本」をコンセプトに制作しました。子どもの昆虫好きを共有したいと思いつつも、その楽しみ方がわからない保護者の方の存在があります。親子で好きな昆虫を見つけに出かけることの楽しさを、親子参加イベントやワークショップの開催経験が豊富な昆虫ハンター・牧田習さんならではの切り口で提案している1冊となっています。 ーー今回の書籍のイチオシは? 見応えのある大迫力の写真を使用した、昆虫図鑑ページです。昆虫の基本的な生態解説はもちろん、「愛らしポイント」として牧田さんが思う「ここを注目して愛でてほしい!」という要素や豆知識、実際に出合った時のエピソードを紹介しています。 ーーユーザーへのメッセージは? 昆虫探索・採集は子どもも大人も平等に楽しめるもの。ルールをしっかり守りつつ、ぜひ本書を参考にチャレンジしてみてください。