「熊本マスターズジャパン」開幕 パリ五輪メダリスト・シダマツ逆転勝利
熊本朝日放送
バドミントンの世界大会「熊本マスターズジャパン」が開幕しました。上位進出に期待がかかる五輪メダリストが登場です。 西嶋宏一郎アナウンサー 「世界トップクラスの選手たちがコート上で激しい戦いを繰り広げ、会場は熱気に包まれています」 22の国・地域から213人の選手が出場する熊本マスターズジャパン。今年で2回目の開催です。 熊本県関係では、女子ダブルスで再春館製薬所の廣上瑠依・加藤佑奈のヒロカトペアが登場。 台湾ペアとの対戦では、ラリーが続く場面で、阿吽の呼吸で繰り出す積極的な攻撃で得点を重ね、第1ゲームを先取します。 第2ゲームも危なげない試合運びで、2年連続の初戦突破です。 加藤佑奈選手 「地元での国際大会ということもあって、去年同様、出だしは緊張しながら入っていったのですが、修正しながら勝ち残っていけて良かったと思います」 廣上瑠依選手 「自分たちが持っている力を出すだけだと思うので、そこを2人でもう1回準備して(2回戦に)臨みたいと思います」 続いて登場したのは、パリ五輪の銅メダリスト志田千陽・松山奈未のシダマツペア。インドネシアペアを相手に第1ゲームを落としますが、松山のコーナーをつくショットに志田のスマッシュが冴え、10点差をつけて第2ゲームを制します。 この流れのまま、最終セットでも優位に試合に運んだシダマツペア。去年の初戦敗退の雪辱を果たす逆転勝利を飾りました。 「熊本マスターズジャパン」は、KABで17日まで速報番組を放送します。