45歳の派遣社員で、手取りは「月15万円」です。毎月1万円貯金していますが現時点で総額「100万円」しかありません。このままだと老後の生活は厳しいでしょうか?
転職や副業で収入の底上げをはかる
総務省統計局の2022年家計調査報告(家計収支編)によると、65歳以上の単身無職世帯の毎月の実支出は約15万5000円です。これはあくまで最低限かかる可能性がある金額であり、実際は大きな病気やけがをしたり、生活家電を買い替えたりしなければならないといった状況が起こり得るため、支出額はさらに増えるかもしれません。 派遣労働のデメリットやリスクと現時点での手取り金額や預貯金の規模も総合的に考えると、いまの働き方だけでは老後はもちろん、日常生活を維持するのも容易ではありません。もちろん節約して無駄を省くことも大切ですが、支出を切り詰めるにも限界があります。 派遣先で将来的に正社員として直接雇用されて給料が上がる可能性はあるのか見極めながら、今までの経験を踏まえてして転職活動を始める、副業で収入アップをはかるなど行動を起こすことも重要です。
まとめ
本記事では派遣労働で毎月の手取り収入が15万円の場合、老後は生活していけるのか解説しました。このままでは老後を迎える前に生活が困窮するおそれもあるため、本業の昇給や副業による全体的な収入アップで家計の財政基盤を強化することが大切です。 出典 総務省統計局 平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 結果の概要 国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告 総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部