【NOWスポコンスタイル!!】'00年代に流行したワイスピ的バイグラショーアップを現代風の解釈で取り込んだ2台のRX-7(FD3S)見参!
ロケバニ武装のスタンスマシンをキャッチーなデザインでフィニッシュ! BASE CAR:RX-7 TYPE-R/2002年型(写真右)、RX-7/1996年型(写真左) 「スポコン」と聞くと無条件に心躍ってしまうのは、たぶん40歳以上のオッさん世代が多いハズ。 なんせ、今から二十数年前、’90年代後半のカスタムシーンはアメリカ・ファーストなご時世。当時のカーカスタム最先端はアメリカであり、もともと日本のチューンドカーが発祥であっても、アメリカで洗練されて生まれ変わったスポコンは、最新最強のムーブメントであったことは間違いない。当時はきっと誰もがUSA! と心で叫んでいたハズだ。 そんなスポコンも紆余曲折を経て、現在ではスタンスシーンの一部といった印象。よりジャパニーズ色を色濃く、というよりも、アメリカのカスタムシーンに対して日本からの影響力が強くなった分、日本人の発想によって生まれたスタイルが主流になりつつあるのだ。 その最たる例が、LB★ワークスとロケットバニーの2大巨頭が世界を震撼させたビス留めオーバーフェンダーで、日本の発信力を高めた原動力とも言えるだろう。 そんなワークスフェンダーで完全武装したこの2台のFDもまた、時代の最先端を行くスポコンである。 ファイバーワークで彩られるボディはもちろんJPブランドで統一。また、REチューンに長けた三好自動車が手がけるだけあって、エンジンもタービン交換やサイドポート加工でゴキゲン仕様にアップデートされ、まさに日式ライスロケット! そんなメニュー以上に注目すべきは、アメリカ発のストリート系ブランドとして絶大な人気をもつ完全シュープリーム仕様と、モータースポーツシーンでは伝説のガルフカラーのラッピング。 ’90年代に広まったUS的スポーツコンパクトとは異なる’00年代に流行したワイスピ的バイグラショーアップを現代風の解釈で取り込んだこの姿こそ、NOWなスポコンスタイルと言っても過言ではないのだ!! 【画像8枚】てんこ盛りのエアロパーツで戦闘態勢をこれでもかと演出するフォルム、ちょいと懐かしモチーフをデザインに組み込んだファッション性も見逃せない2台のFD3Sの全容はココ
カスタムCAR 編集部
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