便宜の見返りに現金受け取る 盛岡少年刑務所の刑務官と受刑者を起訴【岩手】
IAT岩手朝日テレビ
盛岡少年刑務所で便宜を図る見返りに金銭のやり取りがあったとされる贈収賄事件で、盛岡地方検察庁は刑務官の男を収賄などの罪で、受刑者の男を贈賄の罪で起訴しました。 起訴されたのは、盛岡少年刑務官の坂本孝誠被告と、受刑者の中村綾被告です。 起訴状などによりますと、刑務官の坂本被告は、決まった手続きを踏まず、受刑者の中村被告に雑誌やたばこなどを複数回にわたって提供しその見返りとしてあわせて18万5千円を受け取ったとされています。 坂本被告はこれらの現金を第三者の人物を介して郵送で受け取っていて、その際、違法に受け取った金であることを偽ったとして、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反の罪でも起訴されました。