「まだ全然打順も決めていない」「一番対戦したピッチャーですしね」ソフトバンク小久保監督の一問一答
◆みやざきフェニックス・リーグ ソフトバンク3―8西武(10日、宮崎サンマリン) ソフトバンクの小久保裕紀監督が2日間の日程で宮崎視察を終えた。試合前には同郷の西武・西口文也新監督とも談笑。小久保監督の一問一答は以下の通り。【#OTTOホークス情報】 ■来季構想外となった選手【一覧】 ―2日間の視察からCSメンバーの絞り込みを行った。 「もちろんそれも目的ではありましたけど、あとは現状1軍に今年何人か預かった選手の中でこの時期どういう姿かなというのも気になっていたので。松山(2軍監督)さんと昨日、今日、かなり濃い話をできたのも収穫でした。ちょっと廣瀨が1軍で預かっていて、ひょっとしたらこのまま戦力になりそうだなというところから牧原(大)がけがが治ってきて、(1軍で)併用しないと決めて1回落として、その姿がちょっと物足りないなというのは。普通、1軍を経験してきたら『よし来年つかめそうやな』みたいなのがちょっと出てもいいと思ったんですけど、その辺は松山監督も同じような意見で。状態はずっと良くないんでしょうけど、いい階段を上がってほしいなという中では、そこはちょっと見られなかった感じですね」 ―フェニックス、秋季キャンプで変わってほしい。 「そう実際、去年の今ごろ俺、ここにおってやっていたわけで。緒方は育成でこのリーグで4割近く打って自分の形が見つかって、支配下登録されて、(今季は)フルで1軍帯同した選手。だから1年後どうなっているか分からないので。いる選手たちは自分の野球人生においてもしっかり目標を持って、目的に沿った目標をつくってやることによってそういう道も開けているということは、緒方なんて証明してくれているわけなので、流されることなくやってほしいなというのが一番ですね」 ―松山2軍監督から推薦された選手は。 「シーズン中で言えば、廣瀨が上がる時に『守備どうですか』と、ぶっちゃけそこだけ心配だったので。決してうまくはないけど、1軍で足を引っ張らない程度にはできるという信頼関係があるからこそ、その言葉だけで1軍に呼ぼうとかできるので。あらためて、そこの確認を2軍監督とやらせてもらった。現状、17番目にこの選手をと推薦する人はいないというところですけど、それは最後まで見て決めるので」 ―先発の大竹風雅が5回5失点。 「もうちょっとかなという感じでしたね。初回は(いいかな)と思ったんですけど、自分のミスから失点もあったし、ランナー出た瞬間からストライクが入らなくて。ストレートも3、4キロ落ちるというのを見るとやること多いなと思いましたけどね。でも(2軍の)優勝が決まる試合ではよく投げましたよね。広島の一発目いったでしょ」 ―柳田悠岐が3番。 「別にそれは1軍からリクエストを出していないので。近藤が帰ってきてどうするかで全部変えるので。まだ全然打順も決めていないです」 ―近藤健介の状態は。 「まあ、慌てさせてはないので。日に日に良くなって間に合えばよしという感じです」 ―同郷の西武・西口文也新監督と話していた。 「そうそう、ホークスの2軍監督も和歌山やしね。特に近いというか僕の中学校の裏のところに県和商(県立和歌山商高)のグラウンドがあったので。本当に近い、年齢も近いし、一番対戦したピッチャーですしね」 ―小学校の頃から対戦。 「多分、そこしていないと思うんですよね。一番最初は大学生やと思うんですよね。(西口監督は)立正大学で、新人戦かなんかあって、ホームランを打ったの覚えているんですけど。多分それが最初だったと思うんですけど、小学校の記憶なのであまり分からないです」 ―和歌山では対戦していない。 「(自分が)1個上やったしね。その下で県和商でいいピッチャーおるとなって、立正大に入ったぐらいでは知っていましたけど。彼はプロに入ってからじゃないですか。あの細さであそこまでのピッチャーになったんでね。別に何の話も、彼も言っていた通り、世間話です。詳しい話はしていないです」 【オススメ記事 小久保監督一問一答完全版】 パ・リーグにもう1人和歌山県人監督!? 「勝手に盛り上がっているやろうね」小久保監督が故郷の話で大盛り上がり。難病から復帰の右腕にも言及。 ▼オススメ記事は下記の関連リンクから▼
西日本新聞社