阪神・青柳晃洋のメジャー入りの可能性は? 米メディアは「マイナーでのプレー」を示唆する低評価も山本由伸、今永昇太らの活躍が追い風に
メジャー入り目指す佐々木朗希、菅野智之ら「注目の日本人投手」
昨オフには、山本由伸がロサンゼルス・ドジャースと、今永昇太がシカゴ・カブスとそれぞれ契約を交わし、山本はドジャース先発陣の主軸として活躍。シーズン途中に故障で一時戦線を離脱したものの、ポストシーズンには間に合い、ワールドシリーズではニューヨーク・ヤンキースを相手に快投劇を披露。4年ぶりのワールドチャンピオンに貢献した。一方の今永は開幕から無傷の5連勝を挙げるなど、1年目からエース級の活躍で15勝3敗、防御率2.91と圧巻のパフォーマンスで地元ファンを熱狂させた。 同メディアは2人の活躍を踏まえたうえで、青柳は同じくメジャー入りを目指す佐々木朗希、菅野智之、小笠原慎之介に続き、「今オフMLBに移籍する注目の日本人投手となる」と言及。変則右腕のメジャー入りの可能性を否定していない。 現地9日(日本時間10日)から米テキサス州ダラスでMLB球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティングが行なわれる。青柳の名がその場に挙がる可能性も、決してゼロではない。日本選手では一番乗りとなるポスティング申請済の青柳は米球団との交渉期間は45日間で、獲得を希望する全球団と話し合いの場を持つことができる。 メジャー切符をかけた大事な交渉が、いよいよ本格化する。 構成●THE DIGEST編集部