西武ドラフト1位武内夏暉が登録抹消 19日に痛めた左脚は問題なし、交流戦見据え登板間隔を空けるため
西武のドラフト1位、武内夏暉投手(22)=國學院大=が20日、出場選手登録を抹消された。28日に始まる交流戦に備えて登板間隔を空けるためで、30日まで再登録できない。19日のソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)でプロ初完封が懸かっていた9回に左太もも裏がつって緊急降板したが、患部に問題はなく、当初の予定通り次回登板は交流戦になる見通しだ。 ■プロ初完封へあと3人…武内にアクシデント発生【動画】 武内は新人ながら今季開幕ローテーションの一角を担い、6試合に先発。全試合でクオリティースタート(6回以上投げて自責点3以下)を達成し、3勝0敗で防御率はパ・リーグ2位の1.43と驚異的な数字をたたき出している。大型左腕を大事に育てたいチームは、これまでも武内の登板間隔を長めにしていた。 試合日程自体ゆとりがあったこれまでと違い交流戦は毎週6連戦が組まれている。武内は今や先発ローテの要になりつつあるだけに、豊田清投手コーチは19日の試合後「中6日で投げなければいけない時期が来るから、その前に間隔を空けることは考えている」などと示唆していた。
西日本新聞社