「盗打随一」「翔賛五五」大谷選手の活躍が『創作四字熟語』に 「店店枯米」「酷暑之秋」思わず共感する熟語
住友生命が毎年募集する「創作四字熟語」。 その年の世相を巧みに表現した作品の数々がことしも集まった。最優秀作品に選ばれたのは、あの人の活躍にまつわる熟語だ。 【写真】こんな「創作四字熟語」も… 「当代随一(とうだいずいいち)」の活躍を見せる大谷翔平選手が59盗塁、54本塁打を達成したことを表現した「盗打随一(とうだずいいち)」。 これは一年の世相を表す「創作四字熟語」で、およそ2万4000作品の応募の中から、ことしの最優秀作品に選ばれた。
■2万4000作品の応募の中から、ことしの最優秀作品に選ばれた
ダイナミックな作品を仕上げた部員たちは…。 上宮高等学校 書道パフォーマンス部 澤田瑞季さん(2年):大谷選手が努力を重ねて自分の夢をかなえていく姿を見て、私も勇気をもらって、努力をして夢をかなえられるような人になりたいなと思いました。 杉中志帆さん(2年):いろいろな方に見てもらえて、とてもみなさん大きな拍手をいただけたので、良かったものになったのかなと思います。
■暑すぎて本が読めなかったことしの秋は「酷暑之秋」
ほかにも、50-50を達成した大谷選手に称賛がやまず、「三三五五(さんさんごご)」ならぬ「翔賛五五(しょうさんごご)」。 また、暑すぎて本も読めなかったことしの秋は、「読書の秋」ならぬ「酷暑之秋(こくしょのあき)」。 政治資金問題を受けて、政治から国民の心が離れたことを表した「資金距離(しきんきょり)」。 日本の大動脈、東海道新幹線が60周年を迎えたことへの感謝の気持ちを表した「幹謝還暦(かんしゃかんれき)」などが入選した。
■令和の米騒動を表した『店店枯米』なども
今年をうまく表現して共感必至の入選作品の数々は、他にもある。 『店店枯米(てんてんこまい)』 天手古舞(てんてこまい)をもじった、店店枯米(てんてんこまい)。コメがスーパーから消えた“令和のコメ騒動”を表している。 『闇罪対策(あんざいたいさく)』 闇バイトなどの犯罪が多かったことし。犯罪対策をもじっているということだ。 『虎針耽耽(こしんたんたん)』 虎視耽耽(こしたんたん)からきていて、アメリカ大統領選を表しています。 虎はトランプ大統領、針はハリス氏ということだ。 2人が虎視眈眈と狙っていたアメリカ大統領選ともいえるかもしれない。 みなさんは、どんなニュースを思い描いただろうか。 (関西テレビ「newsランナー」 2024年12月17日放送)
関西テレビ