A4サイズになる電動キックボード!? 次世代モビリティで世界に挑むSMZ代表 清水正輝さんインタビュー
成功へのカギは「共感を集めるビジョナリーになれるか」
──ここからは一問一答形式でお聞きします。仕事をはじめる時間と終わる時間は? 午前9~10時くらいから、翌日の午前4~5時くらいですね。 やることが多すぎて、3~4時間しか寝ていません。楽ではないですが、会社を大きくしたいし、好きなことだから今のところ大丈夫です。 ──情報収集はどのように行なっていますか? インターネットが情報源です。 SNSはX(Twitter)がメインですね。あとはYouTube、スタートアップ系メディアです。 ──能力を伸ばすには? ビジネス力を伸ばすには? いかにビジョンを共感させられるか、そのスキルを伸ばすことでしょうか。 先ほど、資金調達についてでお話ししましたが、僕はビジョンを伝えることをとても重視しています。どんなに突拍子もないと思えるビジョンでも、それを本気で伝えれば、応援してくださる方は必ずいるんです。ビジョナリーになることは一つの能力ですね。 ──余暇の過ごし方は? 本当に車やバイクが好きなので、ふらっとドライブに行くとストレス発散になり、リセットできます。 ──心が折れたときはどうしてますか? 滅多にないんですが、「もう本当に何もできない」ということが過去にあって、その時はひたすら眠りました。起きたら復活してます。 ──食生活で気をつけていること。好物は? 食事を抜いてしまうことも多いので、まずは「食べること」ですね。 栄養ドリンクで済ませてしまうこともあるので…。 ──これだけはやらないと決めていることはありますか? 自分に制限をかけないこと。それだけです。 清水正輝(しみず まさき) 大学中退後、ITエンジニアとして1年半経験を積み、フリーランスエンジニアとして独立。計4年ほどAI・IoT・Webアプリ開発・データ分析などに従事。2021年12月に株式会社Fellow Groupを創業。IT企業としての創業だったが、創業から約半年後に電動モビリティメーカー事業へピボット。3カ月で海外メーカーと開発した高性能電動キックスクーターにてクラウドファンディングを実施し、2300万円の売上を達成する。2023年2月、「SMZ株式会社(読み:エスエムジーカブシキガイシャ)」に社名を変更。創業1年8カ月で累計資金調達額が1.5億円を突破。国内向けブランド「VERACITY」とグローバル向けブランド「SHIMIZU」の2軸で展開。 Source: SMZ株式会社, VERACITY, Instagram
島田ゆかり