【ボクシング】3階級制覇王者・中谷潤人 初のリング誌PFP10位入り 2位は井上尚弥
米国で最も権威のあるボクシング専門誌リング・マガジンが24日までに、「パウンド・フォー・パウンド(PFP、=全階級を通じての最強ランク))」の最新ランキングを更新し、WBC世界バンタム級王者の中谷潤人(26=M・T)が初のランクインとなる10位に入った。 ここまで27戦全勝20KOの中谷は、昨年5月に米ラスベガスで行われたWBO世界同級王座決定戦で元WBA王者アンドリュー・モロニー(オーストラリア)に12回KO勝ち。海外主要メディアで年間最優秀KO賞を受賞するなど評価を高めていた。今年2月にはアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)を6回TKOで下し、世界3階級制覇を達成していた。 将来的なPFP1位を目標に掲げる中谷は「評価をいただきうれしく思っております! 目標は一番なので、さらに評価をしてもらえるようベストなパフォーマンスを発揮していきます」とコメントした。 7位だったWBC世界スーパーライト級王者デビン・ヘイニー(米国)が日本時間21日にライアン・ガルシア(米国)に判定負けしランク外に。2位には世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が入っている。 トップ10は以下のとおり。 (1)テレンス・クロフォード(米国) (2)井上尚弥(大橋) (3)オレクサンドル・ウシク(ウクライナ) (4)サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ) (5)アルトゥール・ベテルビエフ(ロシア) (6)ドミトリー・ビボル(ロシア) (7)エロール・スペンス(米国) (8)ジャーボンタ・デービス(米国) (9)ジェシー・ロドリゲス(米国) (10)中谷潤人(M・T)