パイオニアのバイク用音声ナビ「MOTTO GO」 公式版の提供を開始
パイオニアの持てる技術をバイク用アプリに投影
パイオニアは、保有する高度なルーティング技術と走行履歴データを活用したバイク用音声ナビ「MOTTO GO(モット ゴー)」公式版の提供を2024年7月4日に開始しました。 【画像】パイオニアが開発したバイク用音声ナビ「MOTTO GO(モット ゴー)」公式版の特徴を画像で見る(12枚)
iPhone/Androidデバイス向けのMOTTO GOは、排気量区分別のルート検索のほか、信号数のカウントや右左折ポイントなどの交差点情報を、分かりやすい音声案内とシンプルで見やすい矢印で表示するもので、渋滞・天気、急カーブ地点といった走行中のリスクや不安を軽減する情報、付近の観光スポット/景観スポットを通るルートなどツーリングの楽しみを広げる情報を、スマホを操作することなく音声で通知するアプリです。
MOTTO GOの公式版提供に際し、パイオニア株式会社 モビリティサービスカンパニーCEO 細井 智さんはMOTTO GO開発の経緯について次のように話します。
「パイオニアは現在、未来の移動体験を創ることを企業ビジョンに掲げています。私が統括しているモビリティサービスカンパニーは、我々が元々持っているアセット(情報やデータベース)を、いかにしてサービス化して展開していくかというところを基軸に置いて製品開発及び商品展開をしています。
現在は100年に一度の転換点といわれるモビリティ業界ですが、たとえば今までクルマというのは単体として動いているのがメインだったと思いますが、ここ最近のクルマはネットにつながっていくコネクテッドサービス化されています。EVカーなどはほぼ100%コネクテッドしているわけです。
それだけではなく最近の新車はネットを通して車両情報を吸い上げていったり、その逆でインターネットの方からユーザーやクルマに対してオンデマンドでサービスを提供していくという状況になっています。 今、私たちが目指しているものは、ある場所、自分がどに位置にいるんだということをベースとしたLocation Based Serviceを展開できないかと考えています。ナビゲーションなどはその一つとなります。