【陸上】世界陸上代表の五島莉乃「パリ五輪に近づけるように」クイーンズ駅伝から2週間も「状態上げてこられた」/日本選手権10000m
パリ五輪代表選考会の第107回日本選手権10000m(国立競技場)を翌日に控える12月9日、都内で前日会見が開かれて男子日本記録保持者(27分18秒75)の相澤晃(旭化成)と女子世界選手権代表の五島莉乃(資生堂)が登壇した。 パリ五輪代表内定なるか!?エース・廣中璃梨佳、世界陸上代表の五島莉乃、復活の木村友香、好調・樺沢和佳奈が注目/日本選手権10000m 昨年のオレゴン、今年のブダペストと2大会連続で日本代表になっている五島。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)1区区間賞の快走から2週間のレースに、「最初は疲労がありましたが、しっかり状態を上げてこられています」と笑顔を見せる。 パリ五輪の参加標準記録(30分40秒00)を切って優勝すれば内定となるが、自己記録は31分10秒02。やや高いのは承知で「今の自分の力を出し切れるように頑張って、最低でも自己ベストは更新したい」と決意を語る。 ワールドランキングを踏まえれば、1秒でも早く、1つでも高い順位を取りたいところ。「パリ五輪は入社してから目標にしてきました。そこに近づけるように、一つひとつステップアップしたい」。 高校時代から積極的な走りで“爆走”を見せてきた五島。廣中璃梨佳(日本郵政グループ)ら強力なライバルを相手にも真っ向からぶつかっていく。 女子は16時03分スタート。レースの模様はNHK BSで16時から中継される。
月陸編集部