販売電力量の増加等で…北陸電力の中間連結決算 売上高が約4200億円と過去最高に 業績予想も上方修正
富山テレビ放送
北陸電力の中間決算は販売電力量の増加などにより、売上高がおよそ4200億円と過去最高となりました。 *北陸電力 松田 光司 社長 「決算としては悪くない数字」 北陸電力が発表した今年度の中間連結決算によりますと、卸電力取引所での市場価格の高騰を受け販売電力が増えた影響で、売上高が前年同期比3%増の4203億円で過去最高となりました。 一方、燃料価格の下げ幅が前年に比べて緩やかになったことで、燃料費調整額によって生じる利益が差し引き280億円減少したことから経常利益はマイナス14.1%の601億円となり2年ぶりの増収減益となりました。 会見で松田光司社長は今年度の業績予想について総販売電力量の増加を踏まえ上方修正し、3年ぶりに中間配当を実施した上で、期末配当も引き上げる考えを示しました。 なお、先月下旬の奥能登豪雨では電柱が800本程度倒れ、被害額が20億円規模に上るということです。
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