1番の「1万円札」寄贈 福岡の男性から深谷市に 偶然、両替で入手したお札 市が入手を熱望していること知り、寄贈 市役所の「渋沢栄一とお札」コーナーで展示
埼玉県深谷市出身の実業家渋沢栄一の新1万円札で、市は26日、福岡市の理容師重冨新さん(43)が7日に記番号「AH000001DG」の新1万円札を市に寄贈したと発表した。小島進市長は「最初に聞いた時は本当に驚いた。Aの1番が欲しいと言い続けてきたので、思いが伝わってうれしい」と喜びを語った。 今回寄贈されたのは「AH」から始まるお札 「AA」から始まる6番は深谷に、1番はどこに【写真1枚】
市によると、重冨さんが偶然、両替で1番の新1万円札を入手。市が入手を熱望していたことをインターネットで知り、市に寄贈することに。寄贈された新1万円札は26日から、市役所本庁舎1階の「渋沢栄一とお札」コーナーで展示。同コーナーでは日本銀行から市に贈られた記番号「AA000006AA」の新1万円札も展示している。 重冨さんは「寄贈した新1万円札をイベントなどで広く住民の皆さんへ公開していただき、大切に保管してもらえれば」とコメントした。 市は同日、新1万円札の発行を記念し、地域通貨ネギーを活用したさまざまな企画の第3弾で「1万ネギーが当たる!GoToふかやキャンペーン」を開催すると発表。ふかや花園プレミアム・アウトレット、深谷テラスヤサイな仲間たちファーム、深谷テラスパークの3施設で、合計1万円以上の買い物をした人に抽選で1万ネギーが当たる。 対象期間は第1回が9月、第2回が10月、第3回が11月で、当選者数は合計千人。キャンペーンに賛同した市内事業者が、新1万円札の発行を記念した特別な商品なども販売する。「ベジタブルテーマパークフカヤ」内にキャンペーンサイトを設け、市内事業者が販売する記念商品も同サイトで公開する。
問い合わせは、市産業ブランド推進室(電話048・577・3819)へ。
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