横綱審議委員会、2場所連続で全休の照ノ富士へ決議なし「土俵復帰に最善の判断をするよう期待」
日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)が25日、東京・両国国技館で開かれた。両膝の負傷、糖尿病で九州場所を休場し、2場所連続で全休となった横綱照ノ富士について、山内委員長は「土俵復帰に最善の判断をするよう期待している」とした。 今年の皆勤はともに優勝した1月の初場所と7月の名古屋場所の2場所にとどまった。横審の内規では休場や不振が続く横綱に対して「激励」や「注意」などを決議できるが、「それは考えていない」と否定した。