日本・フィリピン合作映画『DitO』特報映像公開 マニー・パッキャオも特別出演
7月26日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開される日本・フィリピン合作映画『DitO』の特報映像が公開された。 本作が監督デビュー作となる結城貴史が手がけた本作は、ボクシングを通して、異国の地・フィリピンで紡がれる“親”と“子”の成長が描かれる人間ドラマ。主人公の落ちぶれたボクサー・神山英次役を監督の結城自ら演じ、娘の桃子役を田辺桃子、妻のナツ役を尾野真千子が演じる。 特報映像は、ナツ(尾野真千子)と桃子(田辺桃子)が、異郷でボクサーとして孤軍奮闘する神山(結城貴史)に、家族をつなぐ言葉を口にするシーンから始まる。鮮やかな色彩の街を背景に、父と再会するため一人フィリピンを訪れた桃子がずっと抑え込んでいた感情を爆発させる姿など、不器用ながら父娘の関係を取り戻していく2人の心情の変化が映し出されている。 さらに、ボクシング史上初の8階級制覇達成したフィリピンの英雄にして、本作が海外映画初出演となるマニー・パッキャオが、世界チャンピオンのガブリエル役で登場。常に挑み続けるパッキャオ自身を体現する言葉「Age is Just a Number(年齢なんてのはただの数字だよ)」を、神山に投げかけるシーンも。 また、神山をサポートするジムトレーナーのシシ役で国際的に活躍するモン・コンフィアード、ジムの若きエースボクサーのジョシュア役で、パッキャオの半生を描いた伝記映画『キッド・クラフ 少年パッキャオ』でパッキャオの少年時代を演じたブボイ・ビラールら、フィリピンの主要キャストの姿も確認できる。
リアルサウンド編集部