何日もの連続駐車はOK? 短時間で出入りを繰り返すのは? コインパーキングの使い方「アリorナシ」を運営会社に聞いてみた
コインパーキングにおけるNGな行為とは?
クルマで行く仕事の営業先、打ち合わせ先やちょっとした商店街などでの買い物の際、なくてはならないのが「コインパーキング」ですね。人出が集中する人気の場所や利用が集中する時間帯になってしまうと、どうしても空いているパーキングを探してウロウロ......というケースもよく見かけます。 【写真】最近激増!? 「フラップレス式」コインパーキングのメリットとは 営業やお買い物ならたいていは長くても2時間くらいの短時間の利用だと思いますが、なかには「朝に見たクルマが夜まで停まっているけど、いくら支払うのだろう?」なんていうケースもたまにあったりします。 予定の時間が迫って焦っているときなんかは、早く出庫して空けて欲しいと思ったりもしますが、こういう長時間の利用について、運営サイドではどう見ているのでしょうか? ここではそんな長時間の利用や、出てすぐ入り直すようなイレギュラーな使い方がOKなのかどうかについて掘り下げてみましょう。 ■長時間の利用ってどんなケース? コインパーキングは、利用時間に応じて課金される時間貸しのパーキングです。金額の設定はその土地の地価や利用頻度などでかなりの開きがありますが、郊外では60分100円から、都心の繁華街では15分300~400円という金額設定が一般的でしょうか。 なかには銀座や赤坂などの一当地で3000円/h以上という高額な場所もありますが、1時間で1000円以内と見ておけば、だいたいの場所ではその範囲内に収まるでしょう。短時間ならそんな感覚で気軽に利用できますが、2時間を超える利用時間になると料金のメーターがバンバン上がり続けていく姿を想像してしまい、たとえ経費だとしてもヒヤヒヤしてしまいます。 回転が遅めだったり、利用されやすい時間が限られる場所では利用料金の上限が設定されているところもあるので、そういう場合はその額を用意しておけばいいのですが、上限設定がない駐車場だと、例えば1時間1000円だとしたら、日中停めっ放しだと1万円を超えてしまいます。 金額自体もかなり衝撃がありますが、実際問題、駐車場によっては1万円札が投入できる精算機があるとは限らないので、精算のときに「1000円札10枚以上なんて持ってない! しかもコンビニ近くにないし......」と大いに焦ることになるでしょう。 そこまで長時間になるようなケースはめったにないと思いますが、仕事が押しに押して気付けば真夜中、というパターンや、ちょっと寄るだけのつもりが盛り上がって酒を飲んでしまって......なんていうパターンもあるでしょうか。一生に数度はあるかもしれません。 ともあれ、冒頭の空きを探して焦っているようなシチュエーションのときは、ずっと停めっ放しのクルマや、出たと思ったらすぐ入り直すような使い方を見ると、「そういうの、やめてほしいなぁ」なんて身勝手に思ってしまったりもしますが、このケース、運営の側ではどう見ているのでしょうか?